しいたげられたしいたけ

空気を読まない。他人に空気を読むことを要求しない

パソコン教室を経営していました(その4)

以前の名古屋駅まで電車で10分のアパートも、通勤のために選んだというだけだった。ただしゼロメートル地帯ど真ん中で地価が安いところだったためか、家賃も格安で確か2DKで月3万4千円かそこらだった。名古屋市南隣の人口10万に満たない地方都市に引っ越したことにより、家賃はかえって倍近くに跳ね上がったが、それはまた別の話。
引っ越して最初の2年くらいは、いつまでも片付かない引っ越しの後始末とか新しい仕事先に慣れるためとかで、あっという間に経ってしまった。
新しい住所に慣れるに従って、パソコン教室を再開したいという意欲が湧いてきた。自治体主催の無料IT講習会のほとぼりがすっかり醒めたとは言いがたかったが、かと言っていつまで待てばいいかなど、わからない。
一番背中を押したのは、市内でパソコン教室併設をお願いするのにうってつけと思われる書店を見つけたことだった。
おそらく書架を撤去した跡であろう空きスペースがある。例によって額縁などが飾ってあったが(そういうところが多いという印象がある)、長机を運び込んでパソコンを並べるにはちょうどいい。また隣がショッピングセンターなので、通りがかりの人が多いことも期待できると思った。
何度か通って顔を憶えてもらったつもりになった頃に、飛び込み営業みたいにしてパソコン教室併設をお願いした。
当時の写真を貼る。地下街のほうとは違ってこちらの書店は今でも残っているが、改装してこのスペースは今は別のことに使われている。

パーティションの向うが書店である。
パソコンは新調した。

XP機であるが、無線LANが内蔵されたりCD-R書き込みが可能になったりと性能が上がっている。値段は10万円を切っていた。
今回は10台買う勇気は出なくて、半分の5台からスタートした。少し後で1台買い足して最大6台で運用した。ただし少し先走って書くと、買い足したのは余計で、5台でも十分回せた。パソコンや周辺機器を買うのが大好きだという性癖が、お金が貯まらない理由の一つだと思っている。
お金の話をすると、前回は書店の取り分が多くなりすぎた反省を踏まえて、今度はしれっと私の側に有利な条件を提示した。
具体的には、前回は受講料は書店の側で受け取り私には時給の形で支払われることになっていたのだ。従って帳簿は書店任せにすることができたが、受講者が何人入っても私の取り分は変わらなかった。今回は、受講料は自分で受取り、書店側には売り上げに応じだ場所使用料を支払うという形を提案して受け入れてもらった。予約の受付とテキストの販売のみ、書店にお願いした。その代り帳簿は自分で管理しなければならない。まあ当然のことではあるし、事業を拡大する意思があるなら避けて通れないことではあるが。
実は一度目の転職をしたとき、職業訓練校に通って簿記三級だけは持っていた。簿記の資格がなくても、自営業者向けの経理の本を一冊買ってきて熟読すれば、なんとかなりそうなことだった。少し先の話になるが、名駅前のときとは別のパソコン講師同業者さんにお手伝いをお願いしたとき、「人を雇う」ということになるので新しい知識が必要になったが、これは税務署から送られてきた冊子を繰り返し読んだり、税務署に直接問い合わせたりして、なんとかした。
この項、パソコン教室を経営していました(その5)へ続きます。
(その1)はこちら ⇒ http://watto.hatenablog.com/entry/20141011/p1
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『冗弾の射手(その5)』