早咲きのカワヅザクラ、少しおいてソメイヨシノとヤエザクラと、何週かにわたってサクラに目を楽しませてもらったが、実は春の花はサクラが去ってからのほうが賑やかである、と何年か前にも書いたことがあるな。
家庭の事情というやつで週一か二週に一度、実家の様子を見に行っているが、今週は身内から「花を見に行かないのか」と催促された。
今時分はツツジやフジが見頃であろう。大フジのある市内の(東本願寺)別院、ツツジと藤棚のある市民の森公園、それに実家から見て隣県だがツツジで名高い浅野公園を提案してみた。最後のものが、いいと言われた。
自ブログ検索すると、3年ぶりの再訪である。
失敗だった。まず正門前の無料駐車場がぎっしりで、停められなかった。
身内によると「敷地外周を車で回るだけでもいい」とのことだったので、そうした。
裏手の路地に、路駐できそうなスペースがあったので、本当はいけないのだろうがちょっと停めさせてもらって、中の様子を見てきた。
イベントの準備をやっていた。
事前に検索したとき、今週末から「一宮つつじ祭」というのが始まるという情報が、いっしょにヒットしたのだった。その準備であろう。
準備の邪魔にならないように、何枚かスマホ写真だけ撮って回った。
藤棚も見頃だった。
だが、この日は落ち着いて観賞できる状況じゃなかった。祭り期間中に行ける方いらっしゃいましたら、どうか楽しんできてください。
敷地内にヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)が1本あり、こちらも盛りだった。
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それで思いついた。先月行った愛知県植木センターにヒトツバタゴの並木があったのだった。やはり実家から見て隣県にあり、不等辺三角形の頂点から別の頂点に移動するようなものでメチャメチャ便利というほどでもなかったが、行ってみる価値はありそうだった。
行ってみる価値大ありだった。ちょうど花盛り、しかもこちらは、まったり観賞できた。
広い無料駐車場に、この日停まっていた車は決して少なくなかったが、それでも空きスペースはふんだんにあった。
駐車場のそばに作業着姿の職員さんらしき人がいて、ヒトツバタゴでしたらこっちが多いですよと本館のほうを指し示してくれた。
あとで身内が、ここの一番の見頃はいつですかと尋ねていた。ウメの時季との返答だった。そう言えば、ここを会場とした「いなざわ梅まつり」という情報もヒットしたのだった。
「ヒトツバタゴ祭り」というのも、やればいいのにと思った。
植木センター本館と案内図。
本館から正面入口に至る並木がヒトツバタゴだった。
撮った順番は前後するが、品種札も貼っておこう。モクセイ科だそうだ。
花の接写も撮りたかったが、木の背が高いのでできなかった。スマホのズーム機能も試したが、わが格安スマホでは光度が高いと画面が光っちゃっていい絵が撮れなかった。
ヒトツバタゴは花の形がヘンで面白いのに、残念。
その他の木いろいろ。オウゴンメタセコイア。この木かどうかはわからないが、やたらと背が高く形がよいので、周辺に高い建物がない植木センターのランドマークとして遠くからでも目に留まる。
ハナミズキ。ちょっとわかりにくいけど紅白が隣り合って植えられていた。
ハナミズキも今が盛り。どこか名所があればいいのにと探しているが、見つけられない。
ここのいいところは、品種札がきちょうめんに示されているところである。名前を知ってる木もあれば、ぜんぜん知らない木もある。
真っ白い花が咲いていた木、2種。
左手前。ハクサンボクだそうだ。
右奥。オオデマリ。
春紅葉してるなと思いつつ、品種名のわからなかった木の名前を、いくつか知ることもできた。ただし覚えられるかはわからない。
ベニシダレというそうだ。
駐車場の南側すなわち敷地外周で、あざやかに春紅葉していた立木。ノムラカエデというそうだ。
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