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しいたげられたしいたけ

空気を読まない、他人に空気を読むことを要求しない

謎解き日本のヒーロー・中国のヒーロー(その2)

4回目と5回目(「その3」と「その4」)を貼ります。

 

01856/01858 CXX02375 わっと 日本のヒーローの条件その3・優男
( 3) 98/03/05 02:14

 まれに女装をすることもあります。

(神話)日本武尊…クマソタケルを伐つ際に女装しました。
(鎌倉)源 義経…五条の大橋で刀狩りをする弁慶を懲らしめるために、
         女物の着物を頭からかぶり横笛を吹き…
(室町)犬塚信乃…兄がいたがみな夭折。縁起を担いで元服まで女の子と
         して育てられました。
(戦国)豊臣秀吉…小柄だったと伝えられています。
(幕末)坂本龍馬…幼い頃「よばあたれ」(寝小便たれ)と呼ばれた虚弱
         児だったようです。
(幕末)沖田総司…美男剣士だと言われます。
(明治)坊ちゃん…たしかどっかに小柄だと書いてあったはずです(^^;。
(昭和)星飛雄馬…体格に恵まれず、タマが軽いという致命的欠点を補う
         ために、「大リーグボール」をつぎつぎと生み出しま
         した。

98/03/05(木) わっと(CXX02375)

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01857/01858 CXX02375 わっと 日本のヒーローの条件4・西に強く東に弱い
( 3) 98/03/05 02:14

(昭和)星飛雄馬…甲子園で準優勝。後楽園球場(懐かしい(^^;)で再起
         不能になりました。
(明治)坊ちゃん…東京出身。活躍の主舞台は松山です。
(幕末)沖田総司武州出身。京都が活躍の主舞台です。同僚の土方歳三
         はのちに榎本艦隊に加わり、函館で戦死します。
(幕末)坂本龍馬海援隊の本拠地は長崎。命を落とす京都は長崎や故郷
         の土佐から見たら東です(^^;
(戦国)豊臣秀吉…中国・毛利攻めが天下をつかむきっかけになりまし
         た。東には宿敵・徳川家康がいます。
(室町)犬塚信乃…ちょっと苦しいけど、全編のクライマックス安房大戦
         争の相手・扇谷管領軍(鎌倉)は、安房里見家の西に
         位置します。
(鎌倉)源 義経…一ノ谷、屋島、壇ノ浦と平氏を西に追い滅ぼしまし
         た。自身は兄・頼朝に追われ奥州で果てます。
(神話)日本武尊熊襲征伐に成功したのもつかのま、今度は関東征伐に
         やられ、都の東・鈴鹿山中で落命します。

98/03/05(木) わっと(CXX02375)

 朝日新聞朝刊に再連載されている夏目漱石の小説を、ずっと追っかけています。現在は『門』が掲載されています。

 「前期三部作」と呼ばれる『三四郎』・『それから』・『門』ですが、再読すると、その作風の違いに驚いたりします。主人公の内面描写に筆が多く費やされる『それから』に比べ、『門』は淡々とした外側からの情景描写が続く、などです。 

坊っちゃん

坊っちゃん

 

 『坊ちゃん』は小中学生に向けた文学入門にうってつけですが、同じくらい高名な『猫』はとても小中学生向けとは言えないように思います。個人的には生意気盛りの大学時代に読んだとき、そのスノッブ臭さがちょうど肌に合いました。一方で『草枕』などいくつかの作品は、情けない話ですが、個々の部分には情景描写に心惹かれるものを感じながらも、筋の運びのまどろっこしさに途中で投げ出してしまい、通読したのはうんと後になってからになりました。『草枕』に限って言えば、作者本人が「絵画的小説」と述べていたと聞きますが、性急に筋を追うのではなく場面場面を絵画を鑑賞するように味読すべきだったのだろうと反省しています。

以前、あるミュージシャンについて、アルバム一枚一枚で音楽性が全然違うのがすごいと書いている「はてな匿名ダイアリー」(通称:増田)を読んだことがあります。文豪のすごさの一つは、一作一作でまるで異なる作風を紡ぎだすことができる点にもあるのかも知れません。

その一方で、ちょうど門下生の芥川龍之介に対し、その作品(確か『鼻』だったと思いますが)を激賞して「ああいうものを二、三十も並べてごらんなさい」と書き送った自身の言葉を踏まえて、「二、三十とは言わないが『坊ちゃん』のような作品をもう二つ三つ書いてくれればよかったのに」という感想を、中学時代頃からずっと抱えてもいるのです。

(つづく)