しいたげられたしいたけ

空気を読まない。他人に空気を読むことを要求しない

「誤った二択」あるいは「論理であそぼ」いや「詭弁であそぼ」かな?

ネットの話題です。こんなホッテントリが上がっていました。

www.itmedia.co.jp

こんなブコメをつけてみました。

つまりこれも「誤った二択」案件ってこと? 「上級国民さま会員限定の高報酬コンペ」がNGだからって「ボランティア前提の無報酬or微報酬素人コンペ」がOKになるわけではないってこと?

念のために書いときますが「上級国民」という言葉はカッコに入れて使っています。ネットスラングの「上級国民」に該当する実体が果たして実在するかどうか、私は知りません。

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むしろ自分で書いて「あれっ?」と引っかかったのは「誤った二択」の方でした。同じ言葉を何度かブックマークコメントに書き込んだ記憶が蘇ったのです。

ブコメには検索機能という便利なものがついています。自分のブコメを検索したところ、硬軟織り交ぜたそこそこの数のコレクションがたちまち集まりました。

 まずは先月の匿名ダイアリー。

anond.hatelabo.jp

さて。聞きたいのは、その子は脈あり?
飲んだ後、
 告白するのと、
 ホテルにつれていく
どっちがいいのだろう?

心置きなく「誤った二択」というブコメを投入しましたが、私が何か言うまでもなくトラックバックでもフルボッコ状態でした。

いつも楽しませてもらっている人気ブロガー banban さんの、10月のエントリーから。

banban.hatenablog.com

もう恢復されていることとは思いますが、どうかご無理をなさらずお大事になさってください。

上記エントリー中に貼られていた締切済みのアンケートですが…

 ご本人は本気で二択に切り分けたつもりかも知れないけど、なんかいい味で好きだったなぁ。

次のは私ではなくブクマお気に入り登録している ネギ さんのブコメです。元記事はGIGAZINEの、こちら

gigazine.net

に対して…

乗っている人や周りの人がどうなろうと無関係に、危険を感じたら速度を落として停車するというアルゴリズムでいいです。複雑なアルゴリズムはバグを生み、その結果意図に反して人が死ぬという可能性もあるのですから

とのこと。なお ネギ さんはこのテーマに関して、ご自分のブログにやや詳しいエントリーも上げてらっしゃいます(ここにつけた自分のブコメで banban さんの記事を思い出しました)。

ad2217.hatenablog.com

あと、ホッテントリを連発している 非アクティビズム さんの「ブラックだ社畜だと言っている人ほど会社を辞めないで文句ばっかり言っているんじゃないかと思う件」と題するエントリーにつけたブコメ

ブラックだ社畜だと言っている人ほど会社を辞めないで文句ばっかり言っているんじゃないかと思う件 - 非アクティビズム。

「会社を辞めるか批判を止めるか」というのは誤った二択。だがその誤りを誤りと認識できないことが、欧米ほか多くの国で巨大な政治勢力になっている労働運動が、日本ではあまり力を持たない理由の一つ?(←根拠なし

2015/10/20 10:32

b.hatena.ne.jp

つまり「会社を辞める」のでもなく「批判を止める」のでもなく、会社にとどまりながら会社と粘り強く交渉して待遇改善を勝ち取っていくというのが本道であり、先進国の圧倒的多数の会社員は現実にそういう手段を選択しているってことです。でもなぜか日本では、そういう態度は忌避されがちなように感じられます。

いやホント硬軟バラバラですけど、それがいいんです! それがいいんです!

ウィキペディアには 誤った二分法 - Wikipedia という項目があり、そちらには違ったサンプルがいくつか掲載されています。

欧米の学校教育では初等教育から大学・大学院まで、ディベートを重視し折に触れ学生同士を討論させます。本場のディベートでは勝敗が白黒はっきりつくことは、あまりないんだそうです。議論を重ねることにより、論理の欠落や飛躍を発見したり、気づかなかった新たな論点を発見したりするのが目的なんだそうです。

そうした教育により、向うの人は日本のネットでいうところの「詭弁のガイドライン」のようなものは一般常識として身につけており、私なんかが英会話教室でネイティブ講師相手に議論みたいなことをすると、英語というハンディキャップを差し引いても、まず勝てません。「私が」という主語を「日本人が」と思いっきり拡大しても、誤差はそれほど広がらないんじゃないかという気がしています。

まあ、いきなり多くを望んでも仕方がありません。もし自分に二択が突き付けられたら、それが「誤った二択」ではないかと疑ってみるくらいの習慣は身につけたいと思いますし、逆にもし機会があれば、どっちに転んでも自分に有利な「誤った二択」を他人に迫ってみたいもんだとも密かに思っています(・∀・)←オニ

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