あらずもがなの自己解説です。
以前はヒマさえあれば書店に入り浸っていました。「以前は」と断ったのは、どっかのブコメにも書いたのですが、現今は
- 崩壊の度合いの激しい書店を見るのが苦痛
- ネトウヨ化の激しい書店を見るのが苦痛
- ゾーニングの不十分な書店を見るのが苦痛
といった理由で、足が遠のく傾向にあるからです。
それはともかく、そんなわけでかつて何件かの書店とは、店と顧客という関係を越えて付き合いをさせてもらってました(今でも切れてないところはあるのですが、それはまた別の話)。
「実はマンガ描いてました(その1)」の『ダイちゃん』は、そのうちの一件が発行していた新刊だよりの原稿を、私がワープロがいじれるということで引き受けたことがあって、その折に載せてもらったものです。
評判が良ければ連載化するつもりだったのですが、名駅地下街にあった書店で、再開発をきっかけに移転してなくなってしまいました。
「その2」~「その5」の『セミナーくん』は、今を去ること20年近く前、やはり名駅界隈でやっていた社会人向け読書サークルに参加していたことがあって、そこが発行する会報に隔月で連載させてもらったものです。
「名古屋哲学セミナー」というのがその名称です。こちらはまだ続いているかも知れません。「哲学」という名称を冠していますが、往年の名画のビデオを上映したり、わりといろんなことをやっていました。例会後に居酒屋で必ずやっていた二次会も楽しみの一つでした。
そんなわけで登場人物に「セミナーくん」「哲学さん」「名古屋さん」…といった名前をつけました。
例会の様子を描いてみたりしてウケるかなと期待したのですが、会報の読者から「コミュニケーションで一番大切なのは活字だ」「今やマンガやイラストはどこにでもあふれているから控えめにしてほしい」などと切々と訴える手紙が届いたりして「あ、こりゃ場違いなんだな」と悟らされることがあり、結局連載は4回で打ち切りました。
「はてなブログ」でもそうだったら辛いな…
文字ばっかりというのもなんなので、次回から1ページ連載する予定の作品のタイトル画を。
『冗弾の射手(その1)』 全14回
(その1)はこちら。
その他の作品の「その1」は、こちら。
『さいてっく赤岡くん1コバンザメ足こぎボート(その1)』 全14回
『夜は超能力!(その1)』 全34回
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