小倉清子さんのブログの最新更新より。
http://blogs.yahoo.co.jp/nepal_journal/54502636.html
誰もが予測しなかったことが起こっている。まだ開票が始まっていない選挙区もあるが、基盤が弱いとされていた東ネパールのジャパやスンサリでさえも、多くの選挙区でマオイストがトップを走っており、このままの勢いが続くと、マオイストが第一政党となる可能性が強くなってきた。小選挙区で過半数をとる可能性さえ否定できないほどだ。
すでに7つの選挙区で当選が確定しているが、このうち、5人(ラリトプル2区、3区、マナン、パルパ2区、ダン3区)がマオイスト、ネパール会議派が1人(カトマンズ1区)、統一共産党が1人(ムスタン)である。カトマンズの10の区のうち、半数の5つの区でマオイストが先頭を走っており、ダン、バルディヤなどの郡では、全区でマオイストがトップとなっている。
『ネパール王制解体―国王と民衆の確執が生んだマオイスト (NHKブックス)』を読んだ後、著者である小倉さんのブログの存在を知ってからずっと巡回していたのだが、この更新には驚いた。
日本のマスメディアは(多分)まだどこも報道していないようです。
追記:
12日の午後から、ようやくぽつぽつと…

ネパール王制解体―国王と民衆の確執が生んだマオイスト (NHKブックス)
- 作者: 小倉清子
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
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