Hotmailのアカウントに、こんなダイレクトメールが届いた。
「2013 年 1 月 31 日まで、特別価格で Windows 8 Pro にアップグレードできます。」とのことだ。「今すぐアップグレード」をクリックしてリンク先を見ると、1月31日までは3,300円でアップグレードできるが、2月1日以降はアップグレード料金が跳ね上がるとのこと。
仕事柄windowsとは付き合っていかなければならない。エイト機はパソコンショップの店頭で冷やかして、タッチパッド機能はいらないな、手持ちのセブン機をアップグレードすればいいやとの結論に達していた。
だが時期が悪い。私は基本的に暇人だが、最近のエントリーに書いたとおり今は期末と年度末が一緒に来ているので、何かやる精神的な余裕がない。
また、パソコンは何台か持っているが、メインマシン以外は古くて非力なので、アップグレードするとしたらメインマシンしかないかなと考えていた。そうすると作業をする前に必要なファイルをバックアップしておかなければならない。
しかるに今は、いちばん頻繁にいろんなファイルを更新しなければならない時期なのだ!
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しかし「やらない理由」を数え上げるほど容易なことはない。とりあえず何をしなければならないかを確認するため、リンク先から「Pro を ¥3,300 でダウンロードする」というボタンをクリックする。
Windows8-UpgradeAssistant.exe というファイルがダウンロードされた。
実行してみる。
互換性チェックが始まった。
何分かして、レポートが表示された。
「要確認:5項目」というメッセージの下に「互換性の詳細を見る」というリンクがあったのでクリックすると、詳細画面が表示された。
「DVD を再生するにはアプリをインストールしてください」
「サイド バー ガジェットは Windows 8 でサポートされていません」
「お使いの PC にはセキュア ブートとの互換性がありません」
などのメッセージが表示された。
検索してみると、Windows8にアップグレードするとデフォルトではDVDが再生できなくなるらしい。この記事が参考になった。
「Windows 8ではDVDを再生できない!? その理由と対策は」
ガジェットは、あると便利だからなくなると寂しいかも。特にCPU&メモリメーターが案外便利だった。
セキュアブートとやらは…まあどうでもいいらしい。
「次へ」ボタンで進んで行って、二つほど画面を飛ばすが、こんな確認画面が表示された。
「2GBデジタルダウンロード ¥3,300」
「Windows DVD ¥1,589」
Windows DVDというのがよくわからなかったが、DVDメディアを自分で作るのではなく注文するとかかる料金らしい。
「確認」をクリックすると、住所氏名連絡先を入力する画面が出てきたが、とりあえずここでキャンセルする。ウイルス対策ソフトがエイト未対応だったことを思い出したし、エイト関連の書籍を注文しておきたいとも思ったからだ。
翌日(つまり今日なのだが)、amazonにアクセスしたら、アップグレードDVDが、やはり1月31日までの特別価格¥ 4,980で売られていた。
ダウンロード+DVDの値段と、さして変わらない。何よりこちらは買っておけばいつでも好きな時にアップグレードできそうだ。
というわけで、こちらを購入することにした。
アップグレードは仕方がないだろう。VISTAのセブンへのアップグレードは結果的によかったと思っているし、セブン→エイトのアップグレード料金はメディア付きでもVISTA→セブンより安い。
しかし釈然としない感は残る。今回の場合は、1月31日と期限を切られたことの理不尽さだが、マイクロソフトのやることって、いつでもどこかしらこんな感じじゃね?
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