しいたげられたしいたけ

空気を読まない。他人に空気を読むことを要求しない

新車を買う決断をする(その3)

だが敵に回すと手ごわい相手ほど味方につけると心強いということを、ほどなく体感することになる。敵って何だよ?

前述のマイミクさん日記により、新車の商談の際には多数のオプションの選択を求められるという知識を得ていた。

「安全に関わることだけは妥協はすまい。あとはいらない」という方針を立てた。

車種を決め、オプションに関するポリシーも固めて商談に臨んだのは、多分正解だったと思う。話がスムーズに進んだような気がする。比較の対象がないからあくまで主観的な印象だが。

ディーラーの担当者さんが、オプションカタログをくれる。予想はついたが軽く100ページを越えている。

担当者「安全重視ということでしたら、サイドエアバッグというのとカーテンシールドエアバッグというのがありますが、つけますか?」

サイドエアバッグとは側面から衝突された時のためのもので、カーテンシールドエアバッグというのは頭部を保護するためのものだそうだ。

私「エアバッグにはこれまでお世話になったことはないし、今後もあんまりお世話になりたくないですが、あったほうがいいですよね…」

料金表を見るとかなり気分が萎える金額が書いてあるが、こういうことは金銭感覚がマヒしている間に決めるしかない。

コーナーセンサーというのがあった。車の四隅に障害物が近づくと音声で教えてくれるというもの。私は運転が下手なので、よくあちこちにこするのだ。選択。

オプションで一番リキが入ってるなと思われるのはナビ&オーディオで、高いものはびっくりするような値段がついている。オーディオにうるさい人も多いのだろう。私はせいぜいAMラジオしか聴かない。いっそのこと前の車につけていた、3年前に傷物格安で買ったナビを持ってきてもいいかなと思ったが、純正品でなければバックモニタが使えないとのことだったので、一番安いやつを選ぶ。後の話になるが、前の車のナビはリアルの知り合いに貰ってもらった。

あとフロアマットはオプションとはいうものの半強制みたいなものだそうだ。実際にはもっとソフトな表現をされたが、具体的にどんなふうに言われたかは忘れた。

そうそう、まだ寒い時期だったので、オプションカタログにあったチェーンについても尋ねてみた。雪対策も安全上見過ごせない。

担当者「ん~、今はスタッドレスが主流ですよ。あんまりチェーンをシャンシャン言わせながら走っている車は見かけないでしょう?お守り代わりに持っておこうというなら別ですが」

もちろんタイヤの履き替えも、そのディーラーのところでやってくれるとのこと。

担当者「私は自分の車は12月にスタッドレスに交換することにしています。シーズンに一度も雪が降らないと損をした気分になりますが、その分ノーマルタイヤが減るのも遅くなると思うことにしています」

なるほど知らんかった…ちなみに私はこれまでどうしていたかというと、雪が降りそうなときには車に乗らないということで済んでいたのだ。まあ次のシーズンに考えることにしよう。

私が選択したオプションはこんなところ。

メーカ系ディーラーの至れり尽くせりが、ここから始まった。

まず今の車についているETC車載器。去年の5月に買ったばかりだ。

担当者「うちで新しい車に取り付けられますよ」

車載器には車体情報を登録しなければならないから、販売店にもういっぺん行くことを覚悟していたが不要になった。

次に任意保険。ディーラーのところで加入することもできるということだったが、格安のネット損保に入っていることを告げると、これも少し後の話だが車検証のコピーと必要な情報が書かれた送り状を用意してくれた。それをそのまま損保会社にFAXすると、すっと保険対象車の変更をやってくれた。

軽自動車の廃車もやってくれるとのことだった。微々たる額だが下取り代がついた。

新車登録にはお役所の手続きがいっぱいあるが、私はアパート管理会社から駐車場の車庫証明を貰う必要があっただけで、あとは全部ディーラーがやってくれた。

当たり前っちゃ当たり前かも知れないけど、痒いところに手が届くというか、車の仕事を知り尽くしているという感じだった。

結局ディーラーのところには、最初に徒歩で行ったのと、査定のために車を持っていたのとの二回、足を運んだだけで、商談がまとまった。

ただし人気車種とのことで、納車までは1ヶ月以上待機することになる。なんでもラインにあるうちから、これは誰の車これはそれの車と決めるのだそうだ。へぇ。

皮肉なもので、新車購入が決定してからなぜか軽自動車のエンジンの調子が良くなり、この待ち期間には一度もエンストを起こさなかった。遅いっつーの!(T_T)