しいたげられたしいたけ

弊ブログでいう「知的」云々は「体を動かさない」程の意味で「知能の優劣」のような含意は一切ない

新車を買う決断をする(その5)

この話題はそろそろ完結させてしまおう。いい加減引っ張りすぎた。

軽自動車を下取りに出した翌日、納車。

前日に担当者さんが「傷などがないか最終チェックしています」みたいなことを言っていたが、本当に外観にはキズ一つないのだ。このへんの完璧主義が日本人の国民性というか何というか…って外国のことは全然知らないんだけど。また意地悪いことを考えると、ちょっとしたキズを目立たなくする技術ぐらいはお手の物だろうけど。

新車独特の臭いがかなり鼻につく。もしかしたら車好きの人間にとっては、これがたまらないのかも知れない。

ハイブリッド車の操作方法について、一通りのレクチャーを受ける。オートマのセレクトの「1」「2」が「B」一つになっているのが目についたぐらいで、結論を一言で言うと、これまでとあまり変わらない。

古い人間なので、新車の間は慣らし運転や暖機運転が面倒くさいという知識があった。質問してみた。

担当者「ご自宅周辺の細い路地を抜けるまでの間、急加速と急ブレーキを抑え気味にするくらいでいいですよ」

ハイブリッドは慣らし運転要らないのか!

乗って帰宅。新車の納車はディーラーさんが自宅まで持ってきてくれるというサービスもあるそうだが、たびたび書いているとおり至近距離だったので断った。

車体感覚が変わるので、最初のうちはびくびくものである。

自宅の駐車場に入れる時から、さっそくバックモニタやコーナーセンサーのオプションが役に立ってくれた。

私は車の取り回しが下手だという自覚がある。先代の軽自動車でも、ガードレールやら何やらに、やたらと車体を擦った。人身事故をやらなかったのが不幸中の幸いと言うしかない。ちな私のこれまでの人生でやった人身は、二十年くらい前、先々代の車を自転車の高校生にぶつけた一回だけである。自転車は壊したけど高校生は病院で検査してもらったところ無傷だったのは、幸運だったという以外の何物でもない。だがあんな思いは二度としたくない。

バックモニタがついて、車の取り回しが下手な理由の一つが見当ついた。ハンドルをぎりぎりまで回そうとする傾向があるのだ。それによって内輪差のためバックのとき反対側の前方がキツくなったりする。

中庸こそが肝心とはわかっているが、基準がわからないし、また自動車教習所でハンドルをめいっぱい回すトレーニングを受けたことが、刷り込まれてしまっているのだろうな悪い意味で

後で考えると私が選んだオプションは、どれも単独の価格で去年買ったこまごまとした買い物、薄型テレビだとか洗浄便座だとかタブレットだとかの値段を、軽く上回っているのだ。金銭感覚マヒの成せる技である。きっと元は取れていると考えるしかない。

コストと言えば、軽自動車が小型自動車に変わったことで、あらゆるものが割高になったのも懐に厳しい。一回の給油あたりのガソリン代といい、任意保険代といい、高速料金といい…ただしガソリン代に関しては、スピードメータのところにリアルタイムで燃費が出るようになっているのだが、30km/lとかいうにわかには信じられない値が表示される。燃費は距離と給油量から検証できるので、まさかウソを表示していることはあるまい。

高速を走ってもぜんぜん無理をしているという感じがしないのも、流石という感じだし。昔だったら慣らし運転の期間だからということで、アクセルの踏み込みとかは抑え気味にしているつもりだけど、それでも余裕を感じる。

つまりいいことも悪いこともあるが、新しいのは七難隠す、とにかく人身だけはやるまいと、それだけを改めて決意する。