しいたげられたしいたけ

弊ブログでいう「知的」云々は「体を動かさない」程の意味で「知能の優劣」のような含意は一切ない

名古屋の市民劇団「ひらき座」の公演を観てきた

知人がこの劇団に関わっているので。正式名称を「人業〔ひとわざ〕劇団ひらき座」と言うんだそうだ。妙な名前だけど名古屋には「人形劇団むすび座」というのもあって、こっちは人形ではなく人間が演じるから「人業」とつけたんだろうと思う(←関係者に確認したわけではない)。

二部構成で、一部は女優の石毛佳世子さんの朗読劇。「犬に教えてもらったこと」だったかな?パンフレットを見たが仮題みたいな題名が書いてあった。東日本大震災で飼い主にはぐれた犬を引き取る話。それと沖縄のミュージシャン海勢頭豊さんのミニコンサート。

二部が「猫は生きている」という演劇。原作は早乙女勝元氏。東京大空襲をライフワークにしている人だ。チラシに母さん猫と四匹の子猫の物語と書いてあったから、空襲のさなかに子猫たちが一匹ずつ命を落としていくみたいな話かな、と先入観を持って見に行ったが、人間のドラマがメインだった。まあネタバレはやめておこう。ただ観客を巻き込む演出が憎いと思った。井上ひさしの戯曲をいくつも読んだことがあるから、ああいうテクニックもあるだろうとは知ってたけど。

会場は名古屋市北文化小劇場というところ。小劇場とはいうものの、かなりの大きさだった。あとで検索したら約300席。けっこう埋まっていた。出演者が思いのほか多かったから、伝手で呼ばれた人も多かったのかも知れない。