休日
所用があって、名古屋の大須まで出る。
大須界隈に出かけることはよくある。たいてい名鉄で金山まで行き、名古屋市営地下鉄の名城線に乗り換える。
今日は気まぐれで、名鉄堀田で降りて、地下鉄堀田まで歩いてみた。同名の駅だが400mほど離れているのだ。
あとで運賃を調べたら、名鉄は自宅の最寄駅からの料金が50円も安くなっていた。一方、地下鉄は30円だけ高くなっただけだった。つまり、差し引き20円、往復で40円もお得ということではないか!
40円くらい得をしてどうする?っつー気もするのだが、普段やらないことをいろいろとやってみるのはけっこう好きなほうである。
以前、一時期横浜市に住んでいたとき、横浜駅から新横浜駅まで一番効率的にたどり着くにはどうしたらいいのか、いろんな経路を試したことがあった。今はどうだか知らないが、当時この二つの駅を結ぶJRの直通列車はほとんどなかった。東神奈川駅で乗り換えなければならなかった。横浜市営地下鉄なら直結しているが、時間的にも料金的にもお話にならなかった。
当時私が下した結論は、JRではなく京急線で横浜から仲木戸という駅まで行き、仲木戸からJR東神奈川まではほんの100mほどしか離れていないので、そこで乗り換える、ということだった。これがベスト。何がどうベストなのかは、忘れた。
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技術書をいっぱい衝動買い
たまに大須なんかに行くと、ろくなことはない。いつもの習慣で、ついコンピュータ関係書の専門書店「三洋堂Σ〔シグマ〕」を覗いてしまう。
そこで、『C++Builder6―コンポーネント活用ガイド&実践プログラミング〈Vol.8〉OpenGLプログラミング』(カットシステム)という本が出ているのを見つけてしまった。
何を隠そう私はBorland C++Builderユーザで、カットシステムのC++Builderの入門書シリーズは、ver.3の時代からお世話になっている。またOpenGLというすごいフリーのライブラリがあるということも、人から教えてもらって知ってだけはいる。いちおうフリーのコンパイラを使っていろいろといじってみるところまでは行ったのだが、C++Builderにも組み込めるということは知りながら、自力ではそこまで手はつけられなかった。
両方の知識が揃ったのは2年くらい前だろうか?もし私に実力と勤勉さがあれば、誰よりも早くこういう本を自分で書くこともできたんだろうなと、負け惜しみめいたことを考えながら、購入を決めた。
多分どんなジャンルであれ、成功するために要求されることは「他人の半歩先を行く」ことであろう。それは他人のあとをついてゆくことに比べると、必要となるエネルギーは桁違いだが、決して不可能なことではないのだと、そんなことも考えた。
他にも二冊ほど技術書を買った。いつ読むのか予定はない。電車賃を40円くらい節約したからってどーなるちゅーねん?