- 作者: 吾妻ひでお
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/07/06
- メディア: コミック
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出版社の担当さんから「不況で確実に売れる作品以外はうちの会社も出さないらしくて…」(p26)と言われてコーヒーを吹き出したり、同じ人から「J誌の漫画家さんで知ってるだけでも4人自殺してます」と言われたり…J誌ってどこだ?(笑…ってる場合ではない
マンガ家さんって、とっても素敵な職業だと思うんだけど、それはアイデアが泉のように湧いてファンの人たちの要求に応えられている間であればこそなんだろうなぁ。アイデアが思うように出てこないときの苦しみと言ったら、余人には計り知れないんだろうなぁ。まあ、それはマンガ家さんに限らず、芸人さんでも、作家でも同じだろうけど。
あと、著者の好みと私の好みが、わりと一致している部分があって嬉しかった。
『デスノート』に関して「小畑健の絵はうまいが写真を写したような感じで自在に動かしてはいない」(p123)という意味のコメントがあって、うなってしまった。さすがプロの目は違う。欄外で「人の絵についてどーこー言えるような絵を描いていません」とフォローしているところも、好感度が高いです。
- 作者: 吾妻ひでお
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: コミック
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