正確には、レバーをタンクに固定するためにネジを切ってあるパイプが折れたのだ。
言葉で説明してもわかりにくいから、写真を示す。
ネジ山が切ってあるのが実はパイプで、この中でレバーが回転できるようになっている。これがナットでタンクに固定されていたのだが、ご覧の通り真ん中あたりで真っ二つに折れて、レバーがブラブラになった。
人間の作ったものは、なんでも壊れる運命にある(泣
まず考えたことは、接着剤でくっつかないかということだった。だが案外強い力がかかる所なので、接着剤では無理だろうなとも思った。実際ちょっとやってみた経緯は省略。
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ならば、ホームセンターでレバーハンドルだけ売っていないかなと考えた。家庭用品は標準化が進んでいるので、部品さえ手に入れば、これまでも自力でなんとかしてきた。
類似過去記事一覧。たいがい古いアパートに住んでるから、こんなことばっかりやってるのだ。
で、恒例タイトルでとっくにネタバラしてるが、あっけなく手に入った。
タンクはINAX製で、こちらはTOTO製だから、大丈夫かなとちょっと心配だったが、モノサシで当たって調べた各部の寸法がだいたい一致していたので、えいやっと買ってしまった。税込み2,570円。
裏面。取扱説明書になっている。
先端の金具だけは、折れたレバーについていたものを流用した。
作業中の写真。タンク汚くてすみません。これでも一応目につくところは雑巾で拭っています。
ナットは手回しでもそこそこ締まったが、念のためアンギラスを当てた。手回しと工具を使うのとでは、やっぱり違う。ただし黒いパッキングが軟らかいので、あんまり強く締めると潰してしまいそう。この力加減がよくわからない。はっきり言って適当に済ませた。
あとはチェーンの長さを調整して、無事、交換完了。作業時間30分もかからなかったんじゃないかな? ホームセンターまで往復するほうが時間がかかった。
ただし今回のレバーハンドルは取り付いたものの、INAXとTOTOの部品が共通とは限らないので要注意。例えばレバーの先のチェーンが引っ張っている部分を、INAXはゴムフロート、TOTOはフロートバルブと呼んでおり、形状も全然違うのだ。