しいたげられたしいたけ

空気を読まない。他人に空気を読むことを要求しない

中江克己『徳川将軍の意外なウラ事情』(PHP文庫)

影武者徳川家康』のようなよくできたフィクションを読んだあとは、ノンフィクションを読んで事実関係を確認しておきたくなるもので、『徳川四百年の内緒話』と一緒にamazonで買った。
著者は歴史ライターで、徳川家の末裔とは言え元サラリーマンの書いた『内緒話』や、著者の本職は医者の『徳川将軍家十五代のカルテ』に比べると、さすがに面白く読みやすく書いてある。ただしタイトルの『ウラ事情』というのは例によって看板に偽りありで、河出書房から出たときの『徳川将軍家百話』のほうが、よっぽど良かったのではないかと思う。
あと、こういう本を何冊も読むと、戦国時代から明治維新までの歴史はつながっているんだなぁと、しみじみと感じる。