しいたげられたしいたけ

災害時のデマ、絶対ダメ!

読書

板東英二『プロ野球知らなきゃ損する』や江本孟紀『プロ野球を10倍楽しく見る方法』のような本がベストセラーになることはもうないのではないか?

板東英二『プロ野球知らなきゃ損する』(青春出版社) に関して、もう少し語りたくなった。 実はこの本をくれた人とは、その後お話をする機会があった。「はてな」のIDを書いてもいいのだが、過去にプレゼントをいただいたことを書いた記事では、送り主は書か…

板東英二『プロ野球知らなきゃ損する』(青春出版社)をプレゼントとしていただきました

身バレ住所バレしている「はてなー」さんからプレゼントをいただくことがあります。過去記事は、ここから芋づる式にたどれるはずです。 www.watto.nagoya 今回は事前に「何か送るよ」というメッセージをいただいていました。およ、ある意味見慣れた「もった…

反児童虐待・書籍寄贈の旅(番外編9)5図書館への収蔵の報告と橿原市立図書館@奈良県、萩市立萩図書館@山口県

在宅仕事が一段落し、次にやらなきゃいけないことは山のように控えているのですが、なかなか手が付けられないのは数ある私の悪癖の一つ。つれづれなるままにというやつで、ネットのあちこちを彷徨っていて、ふと思い出し 矢川冬(id:yagawafuyu)さんの『も…

反児童虐待・書籍寄贈の旅(番外編8)HPに「寄贈のお願い」と書いてあった4図書館へ

まずは矢川冬(id:yagawafuyu)さんブログ最新エントリーのコメント欄にて報告した内容の再掲です。 yagawafuyu.hatenablog.com 最新の図書館寄贈状況一覧によると、41都道府県の公立図書館で蔵書が決まり、残り6県で審査待ちとのことでした。47都道府県コン…

矢川冬さん「もう、沈黙はしない」が蔵書検索ヒットするようになった図書館について

矢川冬(id:yagawafuyu)さん7月31日付エントリーのコメント欄に散発的に投入した拙コメントのまとめです。よくまとまっていない状態でコメントを逐次投入してしまったため、お騒がせしました。すみません。 yagawafuyu.hatenablog.com 最初にお伝えしなけれ…

そゆえばモーリス・ルブラン原作「アルセーヌ・ルパン」オリジナルシリーズの映像化ってあったっけ?

今回は おっかーさん(id:paint_54da)さんのエントリーをマクラに使わせていただきます。すみません、うちのブログから言及する場合は本当にマクラにだけ使わせてもらって、あとは自分の好き勝手なことばかり言うケースが多いです。 www.paint-54da.com フ…

物語としての新選組のスタンダードは司馬遼太郎ではなく子母澤寛なのだが…(その2:沖田総司ほか編)

「その1」を書きながら確認のためぐぐって見つけたのだが、『新選組始末記』のウィキペにはこんなことが書いてあった。 また、司馬遼太郎は1967年(昭和42年)に最晩年の子母澤と対談し、その対談「幕末よもやま」によれば、司馬は20歳くらいの時に『新選組…

物語としての新選組のスタンダードは司馬遼太郎ではなく子母澤寛なのだが…(その1:土方歳三編)

物語としての新選組のスタンダードは司馬遼太郎ではなく子母澤寛なのだが、そのことを述べるために自炊した本を読み返していたらメチャメチャ面白くなった。つか子母澤、司馬のみならず、人気作家と呼ばれる人たちの並外れた想像力に、改めて驚愕した。 だが…

『金剛般若経』にチラ出する悪王の詳しい物語が『大乗涅槃経』中にあるのを見つけた

閲覧注意です。仏典には、目を潰したり手足を斬ったりするグロい話が、案外たくさんある。 『金剛般若経』は岩波文庫と中公文庫に収録されており、仏典を読んでみようと思った人の多くが早い時期に手に取りそうなものの一つではないかと思う。 そのうちのご…

仏教における「しっと・妬み」について

一週間ほど前のことです。2012年10月8日付拙記事 に、b:id:nekoseijin さんからブックマークコメントにて質問をいただきました。引用失礼します。 黄檗山萬福寺〔おうばくざんまんぷくじ〕〜宇治平等院〜浄瑠璃寺〜岩船寺〔がんせんじ〕と回ってきた - しい…

東雲鈴音『おじいわんソーヤ』(講談社)珍しくAmazonの誤配で届いたので読みました

昨日、郵便受けを覗いたら、発注した覚えのないAmazonからの荷物が届いていた。 他人のブログを読むとこういう場合「欲しいものリストからのプレゼントだ~!」というのがパターンだが、私は欲しいものリストを作っていない。 誤配かな? マーケットプレイス…

大森信也他『施設で育った子どもの自立支援』(明石書店)

久しぶりの書評記事です。読んだのは少し前だったのですが、書籍寄贈の旅シリーズとからめて書評を上げようかななどと考えているうち、ずるずると時期を逸してしまいそうだったので、単独の記事にします。書籍寄贈の旅シリーズは毎回書くことがいっぱい出て…

関内関外日記アンソロジー『ずったらずったら』届きました

はてなブロガー 黄金頭(id:goldhead)さんの薄い本が出るというので、申し込みました。 dk4130523.hatenablog.com 本当は1月20日の京都文学フリマのブースにおじゃましようかなと思っていたのですが、ちょうどその頃、他の相互登録の はてなブロガー さんに…

矢川冬『もう、沈黙はしない…性虐待トラウマを超えて』(インプレスR&D)~実父から受けた性虐待の記録(後編)

はてなブロガー 矢川冬(id:yagawafuyu)さんの著書『もう、沈黙はしない』を読んだ感想の続きです。 1回で完結させるつもりでしたが、書ききれませんでした。 もう、沈黙はしない・・性虐待トラウマを超えて 作者: 矢川冬 出版社/メーカー: NextPublishing …

矢川冬『もう、沈黙はしない…性虐待トラウマを超えて』(インプレスR&D)~実父から受けた性虐待の記録(前編)

はてなブロガー 矢川冬(id:yagawafuyu)さんの、こちらのエントリーを読んでAmazonより購入しました。 yagawafuyu.hatenablog.com うちのブログでは、ブロガーさんの出版した紙の書籍を購入したときには、開封写真を貼るのを恒例にしています。ですが今回は…

『若おかみは小学生!』に対抗して「大人を泣かす」企画を立てるとしたら

今回も先に結論から書いてしまおう。山本有三『真実一路』をリメイクするのがいいと思う。 きっかけは、この記事である。 archive.is 読んでいて気になったのは、“口コミでの称賛に「ジブリ映画のよう」という言葉があまりにも多用されているのではないか” …

親鸞「正像末和讃」の元ネタがネットで検索できたこと

読書メモです。長らく積ん読していた本を、少しずつでも読もうとしている。 坂東性純『親鸞和讃 信心をうたう』(NHK出版) を、ようやく読んだ。私が読んだ NHKライブラリー版 は、とっくに版元品切れになってしまっているではないか! 以下、ページは NHKラ…

ロバート・熊(著)『あやしい催眠商法_だましの全手口』(自由国民社)を読んだ

この半月ほどの間に、高齢者を中心に巨額の被害を与えた業者が逮捕されたというニュースが相次いだ。 mainichi.jp archive.is もちろん業者が悪いに決まっているが、こういうときネットで必ず出てくるのが「自己責任論」すなわち「騙される側にも責任がある…

中公文庫『大乗仏典(12)如来蔵系経典』所収『不増不減経』の構造はカント哲学とそっくりではないか?

あいかわらず蔵書の「裁断機でバラす」→「ScanSnap で電子化」(いわゆる自炊)という処分を、ちびりちびりと進めている。 そのうちの一冊『大乗仏典〈12〉如来蔵系経典』(中公文庫) をバラした際、同書に収録されている短い経典をいくつか読み返した。 確か…

「検証も反証もできない命題は科学の対象外」とする「ポパーの反証主義」について

なんでもやることが遅いのが悪い癖で、「松本零士『ミライザーバン』と「ニューカムのパラドックス」(後編:「自由意志は存在するのか?」という問題)」というエントリーを書いた直後から、「書かなくちゃ」と思っていたのに、3週間以上も経ってしまった。…

「貧者の一灯」の原典『阿闍世王授決経』の現代語訳がネットで見当たらなかったので私訳してみた(その3:完結)

少しだけ舞台裏を公開します。本当は訳していると、いろんなことがあるんですが、読んでくださる方には関係のないことなので。 前々回の「その1」の原文に、「隨藍風」という単語が出てきました。当初「藍風」と区切って「青い風」と訳しましたが、記事公開…

「貧者の一灯」の原典『阿闍世王授決経』の現代語訳がネットで見当たらなかったので私訳してみた(その2)

前回の「その1」に、『阿闍世王授決経』の原文はパソコンのブラウザ1画面に収まってしまうほど短いものだが、野村耀昌『仏教説話百選』(学習研究社)ではそれを足掛け8ページかけて現代語訳していると書きました。野村訳では、原文にない表現を想像で膨らま…

「貧者の一灯」の原典『阿闍世王授決経』の現代語訳がネットで見当たらなかったので私訳してみた(その1)

happy-ok3 さんが最新(10/8付)の記事で、北海道胆振東部地震の被災地に総額9億円の寄付をした篤志家を取り上げていました。 d.hatena.ne.jp もちろんこの行為に対しては、感嘆と尊敬以外にないのですが、誰もが億単位の寄付をできるわけではありません。私…

船橋海神著『「無菌の国のナディア」外伝』がカクヨムで公開されたので

弊ブログにも勝手にリンクを貼ります。 どこかから苦情が出たら本記事は削除します。 告知ブログ記事。 dk4130523.hatenablog.com カクヨム目次へのリンク。 kakuyomu.jp 追記: 本編を貼らないでどうするんだ? 2ちゃんねるの過去スレッドです。 「医者って…

「南泉斬猫の公案」は「作者も正解を知らない謎」と考えると身も蓋もない説明がつかないか?

一ヶ月ほど前に書いたこのエントリーに関連して、唐突に思いついたことがあったので、新たなエントリーを起こしたくなった。 watto.hatenablog.com 三島由紀夫の遺作『天人五衰』には不可解な点が多いが、それらは作者の三島自身も正解を知らない謎と考えれ…

漱石、三島、筒井三部作/四部作の最終作に宗教臭が強いという共通点は「これは虚構だ」と示すため?(その4)

続きをやります! つか書いているうちに、本当に書き始める前には予期していなかった考えが浮かんだので、それを文字にしてしまう。『天人五衰』と「エヴァンゲリオン」シリーズの比較論考である。 三島由紀夫の作品は構成がほぼ完璧で破綻が少ないものばか…

漱石、三島、筒井三部作/四部作の最終作に宗教臭が強いという共通点は「これは虚構だ」と示すため?(その3)

書かなきゃダメなんだと、本当に思う。 私にはたいしたものは書けないが、それでも書き続けなきゃダメなんだと、本当にそう思う。書き続けることによって、書かなくては見つけられなかったものが、見つけられるから。「自分の中にこんなものがあったのか!」…

座頭はなぜ殺されるのか?

怖い話です。 読者登録しているとかスターをつけているとかじゃないけど、秘かに読ませてもらっているブログがいくつかあります。そのうちの一つが 北見花芽(id:KihiminHamame)さんの「うきよのおはなし~江戸文学紹介ブログ~」です。言及失礼します。こ…

漱石、三島、筒井三部作/四部作の最終作に宗教臭が強いという共通点は「これは虚構だ」と示すため?(その1)

蔵書の自炊作業をしていて気づいたことの、何度目かのまとめです。あんまりまとまっていませんが。 夏目漱石の三部作というのは、「中期三部作」すなわち『三四郎』、『それから』、『門』を指します。 三島由紀夫の四部作は、「豊饒の海」シリーズすなわち…

「正直は最良の戦略」であるとミス・マープルから教わった話

d:id:happy-ok3 さんの、こちらのエントリーのブックマークコメントに書こうかと思った内容ですが、100字じゃとても収まらないので、自分のブログのエントリーにします。happy-ok3 さん、言及失礼します。 d.hatena.ne.jp happy-ok3 さんの記事は、正直であ…