しいたげられたしいたけ

空気を読まない、他人に空気を読むことを要求しない

PSI!WEBにぎりこぷし氏のトークイベント"Made on a Mac"観に行ってきました

強行軍でさすがに疲れたので、詳細はあとで書きます。
追記:あとで書きますとか言いながら書いてないなぁ…(;^^A
会場の30席が満席で急遽用意された補助椅子の外側を立ち見が二重三重に取り囲むという盛況ぶりでした。若い女性のファンが多いのがうらやましい。
主人公は定刻の7:00p.m.以前からちらちらとステージに顔をだしていた。トレードマークの富士山型ソフトモヒカンで一目でわかったが、実物は自画像よりハンサム。というより似顔絵はわざと崩して描いているのだろう。
本人が12/2付の「えにき」で描くとおり、スタート直後はガチガチに緊張しているのが傍目にも伝わる。ファンの女の子の「がんばれ!」という声が飛ぶ。しかしんなことはどうでもいいのだ。メインはマックを使った作画の実演で、本番に入ると圧巻。PhotoshopIllustratorを巧みに使い分けながら、見る見る絵ができてゆく(12/2付の「えにき」は本当に会場で描かれたものなんですよ)。
Photoshopでベタやトーン(それもグラデーション付きの)が一気に貼れることは知っていた(私の場合スキャナに付録で付いてたPhotoshop LEを使ってのことだが)。だがあのGペン風のペンタッチが、タブレットIllustratorとを使って描かれていたとは知らなかった。そして変更、修正があれほど軽々とできるとは…それに関するにぎりこぷし氏のコメントは、意外であり、かつある意味私にもよく理解できるものであった。
「楽をすると絵は下手になります。僕は上達はもうあきらめました」
モンキーパンチ氏だったかな?手書きで絵を描いているときには「もし思うがままに修正できたらどんなにいいだろう」と思わないことはなかったが、パソコンを導入してその夢が叶ったら修正がエンドレスになった、という意味のことを言ったのは。
そしてにぎりこぷし氏は、こうも言う。
「本当は僕はもっと上手に描けるんです。時間さえかければ。だけど大事なことは時間をかけないで描くことです。そうすると毎日、描けるんです。何より大切なことは、毎日描き続けることなんです」
これも納得のできる、しかも、ずしーん、と響く言葉だなあ。にぎりこぷし氏のリアルタッチの絵のすごさは私も知っている。だが無理すると続かないんですよね。一時的には頑張れちゃっても、長期的な視点に立つと、やっぱり続かない。私が以前HPで公開していたコンテンツを知っている人は私のHPを訪れてくれる人の中ではもはや少数派だと思うけど、頭ではわかっていても実際に「毎日描く」ということを実行できなかったか現に実行しているかが、挫折した人間とプロとの差なんだろうなと、つくづく考える。