またBOOK OFFへ本を持っていく
どの本を残してどの本を処分するかは、毎回迷うところ。
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司馬遼太郎『北斗の人』(角川文庫)

- 作者: 司馬遼太郎,蓬田やすひろ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2004/02/22
- メディア: 文庫
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武者修行の主人公が、だんだん強くなってゆく相手と次々に対戦しては破り、そのたびに門人を増やしていく。後半では、相当に大きくなった主人公グループが、土着の古い流派一門と、大規模な事を構えざるを得ない雲行きになる(実に日本的なというか、そんな決着を見るのだが)。
ビルドゥングスロマンというよりは、おそらく昔の講談本の物語構造そのものなのだろう。そしてこの物語構造は、考えてみるとTVやマンガのスーパーヒーロー物やRPGなどに、そっくりそのまま継承されているのである。
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