しいたげられたしいたけ

空気を読まない 他人に空気を読むことを要求しない

東三河の博物館を何件か

またしても木曜日の予約が埋まらなかった。木曜日はしばらくダメかも知れん。
だいたい事前にわかっていたので、またしても事前にネットで調べて、今度は名鉄を反対方向に乗ることにした。

豊川稲荷には何度か初詣に行ったことはあるが、そこを通り過ぎると豊川市桜ヶ丘ミュージアムというのがあるのは、調べるまで気づかなかった。で、行ってみた。
「三河に興りし牧野一族」という企画展をやっていた。
牧野氏というのは徳川家のいわゆる三河譜代の一つなのだが、幕末の戊辰戦争で家老の河合継之助が活躍した長岡藩や、米百俵のエピソードが有名になった三根山藩など、一族で大名に列せられた家が全国に六つもあるのだそうだ。
で、その各家に伝わる甲冑とか書とか、ゆかりの品々が展示されていたのだが…う〜ん、なんだか説明書きが多いな(;^_^A
字に書いてあるものは、自宅で本なりネットなりを読めばいいのだから、ビジュアルな方向に力を入れてもらえるとありがたいな、というのがわがままな訪問者の要望です。

その後、JR飯田戦と豊橋鉄道渥美線を乗り継いで、田原市へ。目的地は田原市博物館というところだが、あまり乗る機会のない鉄道に乗ってみようという意図も含んでのチョイスである。
豊橋鉄道渥美線の終点の三河田原駅に近づくと、意外なことに山が迫ってくる。三河田原駅というのは地図で見ると渥美半島のほぼど真ん中だから、なんとなくどっちを向いても海岸が見えるような場所を想像していた。渥美半島がそんなに細いわけがないが。あとで地図を調べると、200m級の立派な山々が屏風のように取り囲んで、月並みな表現だが「山懐に抱かれる」ような地形なのだ。実に意外。

田原市を訪れるのは初めてなのだが、第一印象は、道が立派。駅前のメインストリート(?)など、駅のすぐ前こそちょっと込み入っているが、少し歩くと、車線の両側の歩道が車線と同じくらいの幅のある広いところに出る。田原市博物館を含む田原城址も、城壁が新しくてきれい。金満な自治体なのだろうか。そういえばトヨタ田原工場というのがあるはずだし、田原港は自動車出荷台数が日本一だったんじゃないかな?(あとでウィキペって確認したら田原市など四市にわたる三河港としての自動車輸出入金額と輸入台数が日本一だそうです。輸出台数だけは名古屋港が上とか)

肝心の展示会のほうだが、「能に見る日本の女性像―能装束・能面の世界」という企画展をやっていた。古今を問わず、私はファッションがわからない。しかし鮮やかな原色の糸で花や草を織り出した能衣装は、華麗の一言。思ったより生地が厚い。こんな厚手では、夏場に舞うのは大変だろう。

追記1:
チケットをスキャンして残していたので、参考のため貼ります。
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追記1おわり

考えてみれば私は、能という世界も、ほとんど何も知らない。そういう客を想定してか、能の主な演題のあらすじが、A4くらいのサイズ一枚にまとめられていっぱい掲示されているのだが…う〜ん、なんだか分量がやたらと多いな(;^_^A
「平家物語」を題材にしたものが多い。「古今集」や「源氏物語」から取材したものもある。オリジナルなのか出典がわからないものも多い。仏教的な無常とか因果応報とかをテーマにしたものが目立つ。
しかし展示物を見るのと膨大な説明書きを読むのを両立させるのは思ったよりも苦行で、はじめは一生懸命読んでいたけど、ついに読むほうは挫折してしまった。展示物をネットで同時公開とはいくまいが、説明書きとか文字ベースの情報はネットかどっかでも読めるようにしてくれるようなサービスはないものかと、これもわがままな訪問者の勝手な要望でした。

博物館の向かいに田原市民俗資料館というのがあって、無料だったので入ってみた。スキやクワ、脱穀機などの江戸時代以来の農具とか、昭和期のカラーテレビなど家電製品とか、まあいかにもなものが並んでいた。

追記2:
こちらもチケットを残していたので貼ります。なんで入場無料なのにチケットがあったのかは、覚えていません。
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追記2おわり