『失踪日記2 アル中病棟』より。幸か不幸か私はアルコールに弱い体質だけど、「気がついたらいる」というこの感覚は、ものすごくよくわかる。ただし『NHKスペシャル』か何かの記憶が先入観になっているのか、「隣にいる」というより「脳内にいる」ような体感がする。そしてささいなことをきっかけに、全身に毒素を放出する。
幸いまだ体は動かせるが、何かしようと思ってからスタートまで時間がかかる。もともとスロースターターだが、それに拍車がかかった感じ。そして始めると今度はなかなか終われない。
布団を引っ被って寝たきり状態になった自分が容易に想像できる。そしてそういう状態になっても、精神的には全然楽にはならないであろうことまで想像がついてしまう。
この2年ほど痩せ我慢をして服薬しなかったが、今年は我慢しないほうがいいかな?しかし私の場合、服薬したからといって劇的に効いてくれるわけじゃないし、どうしたものか。

- 作者: 吾妻ひでお
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2013/10/06
- メディア: コミック
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