個人情報を非公開にしているのと(一部漏れ漏れだけど)、関係者のプライバシー保護の立場から、あんまり詳しいことが書けないです。また今回は元気が出なくて、暗いエントリーになってしまいました。
非正規労働者向けの地域ユニオンに入っている。加入の経緯はこちらに書いた。
ただし今年の上半期は、ほとんど活動に参加できなかった。組合の側でも活動が低調だったように思う。定例会の通知もあんまり来なかったし。
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ちょうど少し体が動かせるようになった頃合いに、組合から団体交渉への参加要請のメールが来た。非正規雇用者の待遇改善を要求するんだそうだ。正直あまり乗り気はしなかったが、無沙汰を詫びるつか生存証明の意味も込めて、出席することにした。
第一印象。相手企業、でかっ! でかいというのは建物が物理的に大きいという意味だが、組織も当然それ相応だろう。なお正確には株式会社ではないそうだが、そのへんを正確に書くと特定に結びつきかねないので、ぼやかして書く。正門付近で他の参加者と落ち合って、職員さんから団交会場の会議室へと案内される。第二印象。こちらの人数、少なっ! 当事者、地域労組の代表者、それからよく知らないけど上部組織の人がいて、一般組合員で参加したのは今回は私一人だった。相手企業の法務部門のほうが、こちら以上の人数を集めてるじゃないか! 団交ということで、組合側には多数の椅子が用意されていたが、それが全然埋まらないのが物悲しい。
ちなみに、以前の裁判傍聴の時もそうだったけど、あとで当事者からはすごく感謝された。何もしてないのでかえって申し訳ないんだけど。
交渉は、終始和やかな雰囲気で行われた。肝心の交渉結果だが…詳しいことを書くことのできない部分ではあるが…まあお察しいただけると思う。こちら側が掲げる要求に、相手側が余裕で応対するポーズを示してくれたということにすぎず、実質ゼロ回答だった。あとで組合の内部で短い反省会を持ったが、現場部門で人員を採用し不要になったからと安易に解雇することに対して、「それはコンプライアンス違反だよ」とスタッフ部門が釘刺しをするという体制づくりをしてくれる言質を取ったことにはなるとの解説だった。
それにしても、組合活動による目立った成果が得られないことにより、活動参加者が減少し、それによりさらに組合の力が弱くなるという負のスパイラルが、目の前で起きてるってことじゃないかこれ? そう言う私も、特にこれといった実践をしてるわけでもないから、何かを批判できた立場じゃないけど。
そんなわけで大いに凹んで帰途についた。ちょっとでも元気を取り戻すため、美味しい物でも食べて帰ろうと、最寄り駅前の焼き鳥屋に久しぶり(一年ぶりくらい?)に寄ったら、定休日だった。おかげでよけいに凹んだ。会社や団交会場の写真は貼れないから、食べ物の写真でも貼ろうと思ったが、それもないので今回はアイキャッチ画像はありません。
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