🍉しいたげられたしいたけ

NO WAR! 戦争反対!Ceasefire Now! 一刻も早い停戦を!

最寄駅前の「戦争はイヤだ!」集会またしても4ヶ月ぶりの参加になってしまったが寒かったので早めに終了した

前回の記事はこちら。またしても4ヶ月ぶり参加になってしまった。

www.watto.nagoya

新年早々の米軍によるイラン革命防衛隊ソレイマニ司令官暗殺事件(2020/1/3)に肝を冷やしたとき、最初に浮かんだ考えが、この集会になんでもっとまめに出ておかなかったのかということだった。ほとんどゼロに近い無力であることは百も承知だ。「戦争だけは絶対にダメだ!」ということを自分の心に刻み、わずかであっても世間に向けてアピールを続けることが重要だと信じるからである。

 

いつもの悪癖で余計なことを書くと、なぜ日本のマスコミは「暗殺」ではなく「殺害」という語を用いるのだろうか? 「暗殺」には「違法」というニュアンスが伴うからだろうか? トランプ大統領の決定は、国際法的に見てあきらかに違法だと思われるのだが。 

ソレイマニ司令官殺害と米イラン関係の行方:朝日新聞GLOBE+

 

その後イラン側は、イラク国内の米軍基地にロケット弾を撃ち込むなどの報復に出(1/7)…

イラン、米軍駐留基地にロケット弾発射か(共同通信) - Yahoo!ニュース

 

ウクライナ機撃墜(1/8)という大惨事を引き起こしたのだった。

ウクライナ機撃墜、イランのミサイル2発命中か 米紙が動画公開 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 

いったいどうなることやらと肝を冷やしていたが、それから3週間近く、目立ったニュースは聞こえてこない。単に現地から遠いからだけかも知れないが。

だが凪のように見えるとしたらその理由は、イラン当局が自国民と自国出身者に多数の犠牲者を出すという大失策を犯したため動きが取れなくなっているくらいしか考えられず、イラン国民にとっては、とりわけ一連の紛争の中で身内や関係者に犠牲者がいる人たちにとっては、怒りを向ける主な矛先が米国であるか自国政府であるかはわからないが、少なくとも何の解決にもなっていないことは明白である。

「憎悪のエネルギーがマグマのように…」という月並みな表現が頭に浮かんだが、あまりに他人事のようで不謹慎な気がした。ただ「悼む」と述べるにとどめるべきであろうか。

いや、「暴力は何も解決しない」「暴力の連鎖は事態をより悪化させる」という、人類が長い歴史の中でさんざん痛い目を見ながら学習してきた経験則もまた、繰り返し述べておくべきかも知れない。

 

これも言っておきたい。自衛隊の哨戒機や護衛艦の中東への派遣は、今からでも中止すべきではないのか?

閣議決定による「調査・研究」目的での国会承認を経ない決定という手続きに疑義が呈されていることは、報道されている通り。

東京新聞:自衛隊の中東派遣 国会の統制欠く危うさ:社説・コラム(TOKYO Web)

自衛隊中東派兵を閣議決定/米要請に国会審議経ず/歯止めなき拡大の恐れ|しんぶん赤旗

あまり言われていないことだが、紛争の可能性のある地域に、旗幟を鮮明にしない小規模な戦闘可能部隊を派遣することは、戦略的に危険極まりないのではないか?

もし不意打ち的に攻撃されたら誰が守ってくれるのか、ということである。「もし攻撃されたら全面戦争になる」という安全保障上の担保が存在しないのではないか、ということである。

 

私はオールドマンガファンなので、古いマンガの話をする。 『代紋TAKE2』というヤクザマンガがある。さえない中年ヤクザが10年前の世界に10年若返ってタイムスリップし、10年分の経験を生かしてかの業界での出世街道を驀進するという物語である。連載開始1990年だから、もう30年も前のマンガなのか!? 

このマンガの冒頭で、主人公は敵対する暴力団の事務所を銃撃してこいと命じられる。窓ガラスを2~3枚割ることで双方手打ちにしようと話がついているというのである。

ところが主人公が言われた通りにすると、暴力団事務所から完全武装した暴力団員たちが飛び出してきて、主人公を追いかけ始める。実は主人公は「鉄砲玉」を命じられたのであって、手打ちの条件は窓ガラスではなく主人公の「タマ」だったというのである。暴力団どうしのヒートアップは、ガラスを割る程度では収まりがつかなかったのだろう。

 

ソレイマニ司令官暗殺直後にイランが米軍基地を攻撃したことを、暴力団事務所の窓ガラスを割ることに喩えたブックマークコメントかツイートを、確か見たような記憶があるが、サルベージできなかった。主戦論に沸き立つ国内世論のガス抜きという意味である。

ウクライナ機撃墜という悲劇の後となっては、とうてい窓ガラスを割る程度では、収まりはつくまい。

 

だがしかし、国際紛争でもヤクザの抗争でも、人命を何かの道具か材料のように扱うことだけは、絶対にやめてくれ!!

代紋<エンブレム>TAKE2(1) (ヤングマガジンコミックス)

代紋<エンブレム>TAKE2(1) (ヤングマガジンコミックス)

  • 作者:木内一雅,渡辺潤
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/09/28
  • メディア: Kindle版
 

  

今回は一年で一番寒い時季だったためか、集まりはよくなかった。

いや、それでも例年に比べると今年はとても暖かい方だと思うが。

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それでも予定時刻を少し過ぎて、参加者が三々五々集まり、二桁まで増えた。

手前の黒いスーツの人は市議さん。

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プラカードその1。

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プラカードその2。他にも何種類かあったが、今回はこれを持たせてもらった。

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参加自由とは言うもののメインは署名集めである。

この日署名に応じてくださった方、その1。 

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署名に応じてくださった方、その2。  

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署名に応じてくださった方、その3。 

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署名に応じてくださった方、その4。

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署名に応じてくださった方、その5。 

あれ? いつもより反応よくない? 危機感が共有されているのなら、いいのだが…

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ただし今回は、予定の60分より10分短く50分で終了した。

参加者の平均年齢が高いので、寒さが身に応えたためである。

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