しいたげられたしいたけ

今からでもオリンピックを中止しろ! 大勢の人が死ぬぞ!

そう言えば味覚で現出する幽霊っていたっけ?

私は自分の才能のなさをとことん知り抜いているつもりだが、それでも「誰も書いたことのない物語を書いてみたい」という野望を捨てきれないでいることを前置きしておかないと、なんでこんなことにこだわるか読んでくだっている皆さんには伝わりにくいかも知れない。

それに加えて、ストーリーの基本パターンはとっくに出尽くしていて、新たに出てくる創作はそれらの変奏曲と組み合わせにすぎないという説も。いずれも弊ブログで過去に何度か述べたことではあるが。

 

今回は、メインは四柱推命ながらときおり大変興味深いエピソードをエントリーで紹介される 北のベーア(id:keyakinamiki67)さんの、こちらの記事に乗っからせてもらいます。言及失礼します。

www.happy-power-up.com

北のベーア さんが自称霊能力者の母娘から突然「あなたから動物の臭いがプンプンしてくる!」と指摘されたのが発端で、読み進めるにつれ彼女らがいわゆる「拝み屋」らしいことがわかってくるという記事でした。巻き込まれた 北のベーア さんには悪いけど、めっちゃ興味深かったです (^_^;

追記:

肝心なことを書き忘れていたので追記します。

自称霊能力者や拝み屋の悪質なところは、家族が難病にかかっているなど困難な状況にある相手をカモにすることだと思っている。

詐欺と一緒で、普通の精神状態なら相手にしないような話でも、追い詰められているとつい信じてしまい大枚を払わされることになりかねない。

追記おわり

 

ところで、こういう時に小理屈を捏ねたくなる悪癖がある。いつも言っているけど私には悪癖がいくつあるんだ?

嗅覚というのは、大気中の微粒子が鼻腔奥の感覚器に捕捉されて生じる。つまり臭いを感じるには物理的実体が必要なのだ。

佐々木倫子『おたんこナース』というマンガに、主人公の似鳥看護師が患者の携帯便器の清掃作業をしながらそれを想像して嫌悪感をいや増しにするシーンがあった。慰めになるかわからないが、人間の排泄物はすぐ分解するし特殊な元素が含まれているわけではないし、感染症にさえ気をつければ自然界では決してやっかいな代物ではない。プラスチックや放射性元素のほうが、よほど始末が悪い。

かといってこの理屈を某ミュージシャンや某競技会場の擁護に使う気は一切ないが…話が逸れはじめるとキリがないのも私の悪癖の一つである。

 

何が言いたいかと言うと、もし私がその場にいたら「物理的実体を伴う心霊現象なんてあるんですか?」くらいは反論したかったかも、ということである。

SNSのレスバトルといっしょで、終わりのないどっしょもねー屁理屈合戦に陥る可能性が極めて高いが。

 

そして、さらにそこから考えが飛躍して、思いついたことが今回のブログタイトルに掲げた内容である。

味覚で現出する幽霊って、いたっけ?

もしいなければ、そしてこの材料を巧くまとめれば「誰も書いたことのない物語を書く」という野望が達成できるのではなかろうか?

 

以下、現状では漠たる妄想に過ぎない思いつきを書き並べる。

 

まずは幽霊の現出形態を、思いついたまま雑に五感で分類してみる。

 

視覚で現出する幽霊はいちばん多いからパス。聴覚では「番町皿屋敷」のお菊さんが最初に思いついた。心霊現象では「ラップ現象」というのも有名である。

視覚の原因は電磁波、聴覚の原因は音波であり、いずれもエネルギーである。もし嗅覚による心霊現象の存在を正当化する立場から論じるのであれば「一般相対性理論によればエネルギーと物質は等価だから、嗅覚の心霊現象だけをことさらに否定する理由はない」とか何とか理屈付けできるかも知れない。

 

嗅覚による心霊現象というと先の「獣臭い」の他には、なんとなく「生臭い」「錆臭い(金気臭い)」という言い方があったようなうろ覚えの記憶がある。なぜそう覚えているのかは自分でもわからない。「生臭い」のほうは「生暖かい風」との混同かも知れない。

検索すると「google:霊臭」という単語でわりと多くのサイトがヒットし、「線香の臭い」「腐臭」というのも出てきた。どこもオカルトだけど。

 

触覚の関わる怪談というと「墓地で何かに足を引っ張られると〇年以内に死ぬ」なんて不気味な言い伝えの記憶があった。

それを踏まえて旧2ちゃんねるの「ウミガメのスープ」スレッドに、こんな問題を投入したことがある。

299 :296 ◆PZ.kZ06bSw :03/03/16 23:15
【問題】引っぱる幽霊
オレはその晩べろんべろんに酔っ払って電車のつり革につかまっていた。
ふと気づくと、誰かが後ろからオレの服を引っぱる。
だが窓ガラスに映ったオレの後ろにはだれもいない。
あたりを見回すと、他の乗客は恐怖の表情を浮かべてオレの方を見ている。
もしかして幽霊がオレの服を引っぱっているのか?

真相はいかに?

https://hobby2.5ch.net/test/read.cgi/occult/1047743390/299-325

答えはリンク先に。お下品なのでちょい閲覧注意です。

 

怪談「牡丹灯籠」のお露さんは、若侍の新三郎と逢瀬を重ねたわけだから、お下劣な言い方をすれば五感の全てにおいて現出していたことになるだろう。

「牡丹灯籠」と結末が似ている「吉備津の釜」など人間に物理的な危害を加える悪霊たちは、触覚と同種の物理的な力を行使したことになるのか。

これで思い出した。人間に危害を加える悪霊については、5月25日付拙記事 に少しまとめたのだった。『道成寺』の清姫は熱光線を使ったし…熱光線って何だよ? デビルビームか? すぐ話が逸れるな、『破られた約束』の先妻は鈴の音とともに現れたのだった。

www.watto.nagoya

 

旧2ちゃんねるウミガメスレの話を出したので、勢いで書いてしまう。

実は味覚が関係する心霊現象の問題を出題したことがある。夜中に一人で寝ていた男が、突然生ぬるい液体に飲み込まれるというシチュエーションである。エヴァンゲリオンのLCLみたいなもので溺れはするけど死ななくて、代わりに口の中に塩辛い味覚が一杯にひろがるのである。

これはかつて男が中絶させた水子の祟りで、「次は〇〇ちゃんのパパのところに遊びに行こう」という会話とともに現象はきれいさっぱり消えるというオチをつけたのだった。

だがこの問題が、キーワードを変えていろいろ検索しているのだがサルベージできない。

「引っ張る幽霊」のほうは出題時からわりと気に入っていて、コピペを何度も貼ったからサルベージできた。「はてな」のブコメにも2度も貼っていた。

だがこちらの方は、リアルタイムでスレッドにいた回答者たちの評判もよくなかったし、コピペを貼ろうという気にならなかった。

かつては旧2ちゃんねるでも検索によく引っかかってくれたが、今は誰もがSEOに血道を上げるようになったためか、サルベージの困難さが格段に上がっているような気がする。

 

仮定法過去だがもし今のところわが唯一の著書(編著書)である『推理クイズ道場 ウミガメのスープ』に収録できていれば、「史上最初に味覚で現出する幽霊を描いた事例」という栄誉を主張することができたかも知れない…って考えたら「ウミガメのスープ」自体が「味覚に現出した怪異現象」ではないか!?

いや「味覚で現出する幽霊」と「味覚に現出する怪異現象」は違うはずだ。

奇怪な味覚と言えば「ナルニア国物語」のとても美味しいが食べ始めるといくら食べても満足できなくなるお菓子であるとか、「ハリー・ポッター」のハズレを引くと鼻糞味に当たる百味ビーンズとか、すぐにいくつも思いつく。

味覚に言及のない食べ物であれば、『創世記』の「知恵の実」までさかのぼれるではないか!

 

だったら、さっきの水子の祟りの話でもいいから「今日、書こう。今、書こう。書ける時に、書こう。」https://takazaka-enokino.blog.ss-blog.jp/2014-12-05 というのが正しい態度かも知れない。

だから私には才能がないんだよ!(泣

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