🍉しいたげられたしいたけ

NO WAR! 戦争反対!Ceasefire Now! 一刻も早い停戦を!

素手でトイレ掃除は決して美化してはいけないと考える

2月4日は京都市長選挙の投票日だったため、京都市民でない私のX旧ツイッタータイムラインにも多くの関連ポストが流れてきた。

その中に、どうにも気持ちの悪いものがあった。

次期市長に当選した 松井孝治 氏のポストである。私が最初に見たのは、このポストに否定的に言及しているポストだっだが、オリジナルをサルベージした。

 

やはり素手でトイレ掃除するという、現市長にして京都市教育長の前歴を有する 門川大作 氏のYouTube動画もサルベージした。

www.youtube.com

ああ、これはダメだ!

まずこの不自然極まりない作り笑顔がイヤだ!

 

1分52秒頃から文字起こししてみた。

子どもたちが「はじめは臭くて嫌だったけど」
「だんだんきれいになっていくのが気持ちよかった」
と言って笑顔を見せてくれるのです
心が洗われますね

西村ひろゆき 氏の、あの決め台詞をあえてぶつけてみたくなった。大っ嫌いな言葉だが、汚物には汚物ってやつだ。

「それってあなたの感想ですよね」

 

このたびの京都市長選に関しては保守政党の分裂や架空パーティースキャンダルなど、伏魔殿というか百鬼夜行というか複雑な状況が漏れ聞こえてきた。

松井氏も、かつて所属した旧民主党との関係が、いろいろとややこしい。後継指名を受けるため踏み絵を踏まされたな、という想像が自然と浮かぶ。それって私の感想ですけどね。

弊ブログはアフィリエイト広告を利用しています

 

 

「便きょう会」なるものに関する記事も、X旧ツイッター経由で2件ほど見つけた。

アベマタイムズ記事。両論併記的なものだった。発起人は愛知県の元高校教師なのか…

times.abema.tv

 

アベマタイムズの記事には、参加はあくまで自主性に任されているように書かれているが、NEWSポストセブンの記事のP2には、筆者が突然やってきた男性教師に「素手で掃除しなきゃだめだ」と強制された体験が記されている。筆者は泣いてしまったそうだ。

www.news-postseven.com

Newsポストセブン記事にはダウンタウンの 浜田雅功 氏、Jリーガーの 槙野智章 氏など有名人の実名が登場するが、P3に出てくる政治家の 野田聖子 氏のエピソードは凄まじい。

自民党の衆議院議員、野田聖子などはホテルに勤務していた時代、手抜きをしていない証拠に自分が磨いた便器の水を自主的に飲んだという。

この手の精神主義的行動は、とめどなくエスカレートするものである。

元記事は突き止められなかったが、便器にご飯を盛って食べたor食べさせられたというポストも読んだ。

 

えっ、強制じゃない? 特攻隊だって「強制じゃなかった」んだよ!!

 

松井 氏のポストに戻って、「支配だ」という感想を漏らすポストをいくつか見かけた。私もそう感じた。とりわけ教員にありがちだが「他人を支配したい」「他人を思い通りに動かしたい」という欲求を隠さない人が少なくない。

 

日本国憲法99条には、公務員に憲法順守の義務が課されていることが書かれている。教員には私立学校に奉職する人もいるが、この条文の公務員に含まれるとみなされる。教職課程のある大学には必ず日本国憲法の講座があり、教員免許を取得するためには同講座の履修が必修とされている。

日本国憲法の理念の一つに基本的人権の尊重がある。基本的人権とは、簡単に言えば他人の人権を侵害しない限り最大限に認められるべきものである。

 

自由について、考えることがある。自由もやはり、他人の自由を侵害しない限り最大限に認められるものであってほしい。ただし基本的人権と違って、働く以上、すなわち時間を売ってお金に換える以上、自由は制限を受けることは免れない。安全を守る上で自由が制限されることも当然あるだろう。しかしそういった明確な理由がある状況以外では、他人の自由を制限することは極力慎重であるべきではなかろうか。

 

しかるに我々の住む現代日本社会では、とても安易に自由が制限されているように感じられる。とりわけ学校という場においては。

人権に関しても、果たして他人の人権を制限しない範囲で最大限に認められていると言えるか、疑問に感じざるをえない局面が多々ある。

 

自由を守るにしろ、人権を守るにしろ、その主体は我々自身以外にありえない。我々の自由や人権を制限しようとする動きがあれば、まず我々自身がなんらかの方法でそれに抵抗しなければならない。

「それってあなたの感想ですよね」と言われない、素手でトイレ掃除を決して美化してはならない私なりの理屈付けをするとしたら、こんなところが出発点になろだろうか。それが幅広い賛同を得られるかどうかは、わからないが。

弊ブログはアフィリエイト広告を利用しています