前回取り上げた1月31日付弁護士ドットコム記事に劣らず異常な事件だと感じた、2月1日付京都新聞の記事である。
京都市の職員が、児童養護施設で起きた性的虐待事件を市の公益通報外部窓口に通報したところ、機密文書を持ち出したと懲戒処分を受けてしまったという事件に対する最高裁判決の報道である。
通報者が勝訴したのは当然の当然として、ブックマークコメントなどで多くの人が指摘している通り、とりわけ異常に感じるのは次のコメントである。
京都市の藤田洋史人事部長は「適切な処分の実施に努めてきたところであり、主張が認められなかったことは残念。今後とも、服務規律違反を行った職員に対しては厳正かつ公正に対処する」とコメントした。
京都市当局は性的虐待を受けた少女の人権をなんだと考えているのか!?
経緯をもう少し詳しく知りたいと思った。幸いブコメに、関連URLがいくつか挙がっていた。そのうち2つほどのリンクを貼る。
これが二審判決が出たときの京都新聞の記事。
弁護士自治を考える会 さんの次の記事には、すでに元記事がリンク切れになった過去の報道からの引用と、新聞記事からはわからなかった経緯の一端が記されていた。
それにしても先に引用した京都市人事部長のコメントのような倒錯した価値観が、どのように生じたのかはやはり理解の外と言うしかない。
ブコメなどによると現京都市長にはいろいろと問題ありとの評判があるようで、人事部長は心ならずも言わされている可能性も否めないようだ。
想像するに組織防衛のようなものが動作したのかも知れないが、組織の論理は決して入所者の人権に優先するものではない。
ただしそれを主張するのに、日本国憲法の三原則の一つである「基本的人権の尊重」と…
第十一条
国民は、すべての基本的人権の享有(きょうゆう)を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
公務員に義務付けられている「憲法遵守の義務」を示すことくらいなら私にもできるが…
第九十九条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
こうした言葉がどうしても届かない相手がいる無力感は、折につけ感じることである。
肉q(id:nkobi1121)さんの プレゼント企画 で頂いたSowledge性教育トイレットペーパーは残り2つとなった。
そのうちの1つは「性的同意」と題されたものだった。
無料公開のガイドブックにはP2に詳細画像が、P9~14に解説が載っていた。
京都市のすべてのトイレのトイレットペーパーは、Sowledge さんのものに取り替えるべきだろう。
さて「もりのしいたけ農園」 について…
前日の間引き から1日しか経っていなかったが…
1~2週に1度、実家の様子を見に行く日に当たっていたのだった。うっかりしていた(今回も日付は1日ずれています。2/3現在です)。
栽培方法説明書を見ると、傘の裏側にヒダが見えるようになったら傘が開ききる前に収穫するように書いてある。
ちょっと早かったかも知れないが、収穫してしまおうと思った。つかこの機会を逃すと次は来週以降になる。キノコは育ちが早いから、そんなに待ってはくれないだろう。
ということで小さいものは残して見栄えのよい大きいものを収穫し…
ジップロックに入れて実家へのおみやげにした。
原木に残した小ぶりのキノコは、大きく育つのか、それとも小さいままでカサが開いてしまうのか、今後の様子見である。
スポンサーリンク