しいたげられたしいたけ

人権を守るには人権を守るしかない。人権以外の何かを守ることにより人権を守ろうとする試みは歴史的に全て失敗した

何年ぶりかで、元旦に初詣に行ってきた

最近の年末年始は、たいてい帳簿と戯れながら過ごしている。
だが今年は、なんとなく煮詰まってしまうような気分を感じたので、気まぐれで初詣に行くことにした。行き先はどこでもよかったけど、名鉄の急行一本で行けるという理由で、豊川稲荷に行くことにした。
「稲荷」と名前がついているけど、豊川閣妙厳寺という曹洞宗の寺院なんだそうです。まあ、参拝者にとっての違いは、拍手を打つか打たないかくらいだけど。
さすがに元旦はすごい人出で、本殿の前がスロープ状になっているんだけど、黒山の人だかりが、ゆるゆるとしか動かない。ま、ディズニーランドのアトラクションの待ち行列だとでも思って、呑気に待てばよろしい。つか、気持ち的に余裕がなければ初詣なんて行くものではないのだ。
天気が良くて(午後から少し日がかげってきたけど)、全然寒くなかったのが何よりだった。
それに、露店がいっぱい出ている人込みの中を歩くのも、たまには悪くない。
子どもの頃に、縁起物の福だるまが妙に好きだったことがあって、親にせびって貯金箱になっている小ぶりなものを買ってもらったことがある。子どもの好みというものは、理解に苦しむものだ、たとえ自分自身でも(^^;
今だったら「大人買い」で、一番高いのだって、買おうと思えば買えるな、と思って、一番高いのはいくらぐらいだろうと値段を見ようとして、ふと疑問を感じた。
たいていどの露店でも、上段から下段に大きい順に並んでいて、最上段の中央に一番大きいのが一つだけ置いてある。人間は何でも一番が大好きなものだが、一番大きいのから売れてしまったらサマにならないような気がするのだが、どうするのだろう?
値段を見て、疑問が解けたような気がした。一番大きいのには、同じ最上段に並ぶ一回り小さいのに比べて、三倍くらいの値段がついていた。コストパフォーマンスを考えると、一回り小さいのを選ぶよね、普通?もしそれでもあえて一番大きいのを買いたいという客がいたとしても、原価はそんなに変わらないはずだから、店の利益になる。閉店間際にダンピングまがいの大幅値引きをしてもよい。
経営というものは、そんなものだと、勉強になった気がした。たぶん熊手とか福箕とかも、同じような値段のつけ方をしていることだろう。
買わなかったけどね(^^; 縁起物は、処分に苦労するのだ。