めったに雪が積もる地域じゃないので、雪が積もるたびにエントリーを起こしている。前回はこちら。今年だった。そして現住所じゃなく隣県の実家にいた。ただし気候的にはあまり変わらないはず。
昨夜あたりからやたらと寒かったが、朝カーテンを開けたら雪が積もっていた。
解像度そんなによくないスマホカメラでも、建物の茶色いトタンを背景にすると空中を雪片が舞っているのが写っている。
雪の多い地方からすると、こんなのは積もったうちに入らないと思われるかもしれないが、こちらでは十分珍しいのだ。
こういうときに勢いで近所の神社に幸先詣に行ってしまおうと考えるあたり、自分で自分の脳がよくわからない。今は在宅勤務なので時間はどうにでもなるのだが。
幸先詣というのはコロナ禍の去年あたりからポピュラーになった言葉で、三密を避けるため初詣の代わりに年末にお参りに行っておこうという試みである。
去年もやった。
たぶん拙宅からいちばん近い坂部神明社 ← 去年も同じことを書いていた。
本社拝殿と二柱ある摂社末社が同時に収まるアングルを探したら、去年とそっくりなアングルで撮っていた。今年はうっすら雪化粧しているところが違うってことで。来年はどうしよう?
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続いて、ここも近い高鴨八幡宮。
社殿のある小高い丘の石段下から。雪は梢のほうにちょっとだけしか見えない。
石段を上ったところから見た本社拝殿。今回はこの写真が一番気に入ったかも知れない。
石段にも雪が残っていたらもっとよかったけど、そうすると上れないか。
拝殿左手に焚き火の準備ができていた。年越し用だろう。小さくて見づらいけど拝殿前には門松も立っている。
他の「はてなブロガー」さんのブックマークコメントに書いたことでもあるが、クリスマスから元旦までの一週間は、不思議な期間だと毎年思う。
クリソンなどクリスマスムードがぱたりと消え、スーパーなどはお正月準備に脇目も振らぬといった感を出す。それからTVの民放ニュース番組終了が毎年やたらと早くて、もし年末年始に大事件が起きたらどうするんだ、と心配してもしょうがないことを心配したくなる。
まるで世の終わりに向けて一直線のようである。そして年が明けるとTVは「終わりなき世のめでたさを ♪」 なんて流すのだ。
欧米のキリスト教国では、ツリーなどクリスマス飾りをクリスマス後も半月くらい飾っておくと聞く。中国、韓国、ベトナム、タイ、マレーシアなど正月を祝う国々は、軒並み旧暦で祝う。新暦の正月を祝う国は、日本くらいだそうだ。
これだけ短い間に世間の雰囲気が二転三転する文化は、世界的に見たら珍しいかも知れない。
だからいいとも悪いとも言ってません。念のため。
八劔社。ここがいちばん正月準備が進んでいたかも知れない。
拝殿の左、摂社末社の前に、ええっ、こんな天気なのに露店が出ている!?
近寄ると、みたらしだんごの店らしかった。醤油の香りが漂ってきた。
ただ、まだ焼き始めていなかったようだ。焼き上がったものがあったら、何本か買ってもよかったが。
参拝者は他にいなかったから商売が成立するのかと内心心配になったが、昼近くなると晴れて寒さもぐんと緩んだ。なんとかなっているといいのだが…って私が心配することじゃないけど。
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