花粉症が微妙
クスリを飲まなくても、なんとか我慢できないほどではない。
だが、やはり体はしっかりと反応している。今も鼻がむずかゆい。
本当にひどいときは、クシャミと鼻水が止まらないので、それに比べればはるかにマシではあるが。汚い話ですみません。
クスリを飲めば、押さえられるのはわかっている。しかし、やはり飲まないで済ませられるのであれば、飲まないで済ませたい。03/06に書いて以来、クスリを飲んでいる間はちゃんとアルコールを遠ざけるようにしていることでもあるし(早く言えば「アルコールが飲みたい」ってことです(^^;)。
ジレンマである(-_-;
再読
貝塚茂樹『史記―中国古代の人びと』(中公新書)
- 作者: 貝塚茂樹
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1963/05/01
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
正直、そのときはあまり印象に残らなかった。学者の書いた本なので、想像力を縦横無尽に働かせる小説家の本と違い、原典を大幅に逸脱することがない。だから「知ってるエピソードばかりだな」という、本末転倒っつーかバチあたりっつーか、そんな感想しか抱かなかった。
今回、再び手に取ってみたのは、ここのところ漢文がらみの新書を何冊か読んでみた流れである。
ごめん、やっぱり地味な印象は拭えないですわ_| ̄|○
『史記』は2000年も前に書かれた本である。内容を解読するには、尋常ならぬエネルギーが必要であることは、わかる。そしてそうした努力を惜しげもなく投入しつづけてくれた先人たちが存在するおかげで、我々がわかりやすく現代語に書き改められたその内容に接することができるのだ、ということも。
問題は「わかりやすすぎる」ということなのである。結局、自分で努力してないから、ありがたみがわからないんですよね。
いや、もちろん中国の春秋・戦国時代にあまりなじみを持たない人に対しては、おすすめではあるのだが。『史記』全体の現代語訳は、ちくま学芸文庫で全8巻にもなるのだが、そのアウトラインを新書本一冊というコンパクトなサイズにまとめてくれている。伯夷→商鞅→蘇秦→孟嘗君・信陵君→始皇帝・李斯・陳勝→項羽・劉邦というピックアップには、当然好みが分かれることはありうると思うけど。それから最初の二章を司馬遷がある死刑囚に宛てて書いた手紙のために割き、司馬遷の苦悩にスポットライトを当てているのが本書の大きな特徴と言えるかも知れない。
- 作者: 司馬遷
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1997/07
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
WindowsVISTAは使いづらい
噂には聞いていたけど…(^^;
スポンサーリンク