🍉しいたげられたしいたけ

NO WAR! 戦争反対!Ceasefire Now! 一刻も早い停戦を!

再読

NHKテレビ『笑わない数学』散髪屋の店主は自分でヒゲを剃ればいいんじゃね?

NHK地上波TVの『笑わない数学』は、目下大好きなTVシリーズの一つである。最新の「1+1=2」も、たいへん面白く視聴した。 www.nhk.jp 19世紀の非ユークリッド幾何学登場をきっかけに「自明と思われたことでも疑わなければならない」と数学界では数学の基礎付…

最大最強の人工言語は英語か…と書きかけてそれはクレオール語のことかーい!?と自己突っ込み

あいも変わらず人工言語について愚にもつかない雑考を巡らせている。今回は、ぜんぜんまとまってないけどその断片を集めたメモです。結論やオチはないです。 前回 、前々回 の拙エントリーに、人工的に言語を作って普及させた目的は母語の異なる集団の意思疎…

行間(ゼロ文字)に足掛け5ページ約2000文字の解説を施した例について

本筋ではない枝葉末節に反応する性癖がある。 「自炊」による蔵書の処分を少しずつ進めているが、その間に昔読んだ本をたまに再読することがある。今回は坂東性純『浄土三部経の真実』を読み返した。私は NHKライブラリー版 で読んだが現在は版元品切れで、A…

「論争は論者の生物学的な死と後継者の不在によって決着する」の出典はシン『宇宙創成』でした

いつも刺激的なエントリーをアップされる 夜中たわし(id:tawashix)さんの最新の記事に、こんなブックマークコメントをつけさせていただきました。 歴史トンデモ考察小説『邪馬台国はどこですか?』オーディオブック版感想 - 夜中に前へ いやこれ疑似科学ま…

ドイツ中央党というのはバイエルンなどドイツ南部のカトリック勢力を代表する政党なのか

自分用メモです。はるか昔の大学時代、ナチス前夜のワイマール共和国史を学んだとき、主要政党の一つとして中央党というのがよく出てきた。首相を出したこともある。どんな政党なのかちょっと気になったが、調べようという気にはならなかった。 坂井榮八郎『…

梅棹忠夫『知的生産の技術』の胸が苦しくなるような記述について

少し前に梅棹忠夫『知的生産の技術』(岩波新書)が、「はてな」界隈で話題になったことがある。1969年に初版が出たロングセラーだ。確かに繰り返し読むべき名著に間違いないと思う。しかしそれだけでなく、半世紀近い昔から今日の我々に、様々な問題を投げ…

一坂太郎『高杉晋作』(文春新書)を読み返した

読書日記が長く中断している。年を取って活字を読むスピードが著しく遅くなっていることと、一度読んだ本を読み返すことが増えているためだ。 だけど検索できるというメリットがあるので、ブログには残しておいた方がいいと感じることが、たびたびあった。だ…

再読|吉川幸次郎『漢の武帝』(岩波新書)

漢の武帝 (岩波新書 青版 (24))作者: 吉川幸次郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1986/01/01メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見るたまたま手にとって読み始めたら、止められなくなって一気に読んでしまった。面白いなぁ。自分が…

再読|宮崎市定『謎の七支刀―五世紀の東アジアと日本』(中公文庫)

謎の七支刀―五世紀の東アジアと日本 (中公文庫)作者: 宮崎市定出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1992/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る奈良県天理市の石神神社に伝わる「七支刀」の表面に刻印された銘文を、東洋史学の泰斗である著者が…

結局、再読

中島らも『こらっ (集英社文庫)』、カバーの中味が入れ替わっていたマーケットプレイス商品、うまい具合に内容をほとんど忘れていた。 『こどもの一生』のネタバラをしていたのは、本書だった。 本書の単行本版が出版されたのは'91年だが、考えてみれば中島…

日記|健康|再読

花粉症が本格的に発症 目は痒くて開いてられないわ、くしゃみは止まらないわ… 宮崎市定『隋の煬帝(ようだい) 』(中公文庫) 隋の煬帝(ようだい) (中公文庫)作者:宮崎 市定メディア: 文庫 外山軍治『則天武后―女性と権力』(中公新書) 則天武后―女性と権力 (中…

再読

北村薫『空飛ぶ馬』(創元推理文庫) 空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)作者: 北村薫出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1994/03/27メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 154回この商品を含むブログ (271件) を見る『盤上の敵 (講談社文庫)』が良か…

再読

『法然対明恵』(講談社選書メチエ) 法然対明恵 (講談社選書メチエ)作者: 町田宗鳳出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/10/09メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 3回この商品を含むブログ (11件) を見る日記に書き損なったけど、実は先週、中日劇場…

再読

『神仏習合』(岩波新書) 神仏習合 (岩波新書)作者: 義江彰夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1996/07/22メディア: 新書購入: 6人 クリック: 68回この商品を含むブログ (30件) を見る熱田神宮宝物館「新春特別展」を見たのをきっかけに、読み返してみたく…

再読

正信偈をよむ―入門教行信証 (NHKライブラリー)作者: 早島鏡正出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 1995/11メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る『正信偈をよむ―入門教行信証 (NHKライブラリー)』を、何度となく読み返している。 真宗の家…

久しぶりに推理小説を二冊

いずれも古いのです。 高木彬光『幻の悪魔』(角川文庫) 幻の悪魔 (角川文庫 緑 338-48)作者:高木 彬光KADOKAWAAmazon弁護士事務所に飛び込んできた男が、弁護士の帰りを待っている間に毒死し、引きちぎられたトランプのカードを持っていたというのが発端。…

晴|日記

花粉症が微妙 クスリを飲まなくても、なんとか我慢できないほどではない。 だが、やはり体はしっかりと反応している。今も鼻がむずかゆい。 本当にひどいときは、クシャミと鼻水が止まらないので、それに比べればはるかにマシではあるが。汚い話ですみません…

再読

宮崎市定『大唐帝国―中国の中世』(中公文庫) 大唐帝国―中国の中世 (中公文庫)作者:宮崎 市定中央公論社Amazon今回は勢いで、2〜3日で通読してしまった。初めて読んだときには、休み休み、つっかえつっかえ、半年くらいかけてようやく通読した記憶がある…

再読二件

布目・山口『世界の歴史[4] 六朝と隋唐帝国』(教養文庫) 塚本『王莽』・『光武帝』を読んだので、読み返してみた。歴史小説を読んだ後、歴史書を確認してみるのは読書の楽しみの一つである。 とは言うものの、本書のカバー範囲は時代的には後漢王朝成立の…

再読二冊

景山民夫『トラブル・バスター』トラブル・バスター (角川文庫)作者: 景山民夫出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1990/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る『俺とボビー・マギー トラブル・バスター2』トラブル・バスター〈2〉俺とボビー・…

再読、一冊だけ

鴻上尚史『ドン・キホーテのリボン』(扶桑社文庫)ドン・キホーテのリボン (扶桑社文庫)作者: 鴻上尚史出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2000/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 名作戯曲『トランス』の「屋上の出会い」は、この本にある鴻…