ウィキペディア「麻生太郎」より
問題となった発言
衆議院選挙に初出馬した1979年の演説で登壇して開口一番、支援者に対して「下々の皆さん」と発言したことは語り草となっている。
マジかよこれ?・゚・(ノ∀`)・゚・
09/15のエントリー に散々書いた内容の蒸し返しだけど、麻生氏の「安城、岡崎だからよかった」発言だけは、どうも忘れることができない。
8月末豪雨の直後に岡崎に入って後片付けのボランティアに参加しているので、被害状況は自分の目と手触りで確認している。これも弊ブログで書いた通り。
百歩譲ってあれが公共事業擁護論だったという趣旨を認めるにしても、2000年の東海豪雨で大きな被害を出した名古屋市は、8月末豪雨でも中川区を中心に岡崎以上の浸水被害を出している。これは公共事業が適切に行われていない証明にしかならないと思う。
同趣旨の内容を、他人の日記のコメントに書いたりした。
恐ろしいのは失言じゃない。恐ろしいのは失政である。
その後、偶然、沖縄県在住の方の「海鳴りの島から」というブログの「名護市議会傍聴」というエントリーを読む機会があった。
22日の午後は仲村善幸議員が一般質問を行い、島袋市長が日本政府とV字型滑走路案を基本合意した際に、米軍ヘリの陸地(住宅地域)上空の飛行を認めない、と主張したのは公約か否か、と質問した。それに答えるのに、島袋市長は自分では考えきれないのか、副市長や基地問題担当職員と顔を突き合わせて何度も相談を重ね、答えた内容も焦点がずれていて、仲村議員との間で応答が繰り返された。職員が論点整理をしてどうにか収拾したのだが、その様子を見ながら、いくら言質を取られないためとはいえ、自分の頭で考えてもっとてきぱきと答弁できないのか、とイライラしてならなかった。傍聴席からは失笑が漏れ、野次も飛んでいた。
陸地(住宅地域)の飛行はいっさい認めません。政府との間でそれが協定として結ばれなければ、V字型案への基本合意は撤回します。島袋市長が騒音対策を徹底し、事故の危険性を除去するというなら、市民にそう公約すべきだろう。しかし、それができるはずはない。実際に新基地ができてしまえば、米軍がどういう訓練をしようが、名護市にそれを止める力はなく、日本政府も関与する意思がないのは、現在の沖縄基地の状況を見れば分かる。せいぜいが議会で答弁しているように、政府の「誠実な対応を要求する」とお茶をにごして切り抜けるだけだろう。
「安城、岡崎」発言のことが頭にあるので、考え込んでしまった。為政者には「名護市だからいい」「沖縄県だからいい」という意識はないのか?多分あるのだろう。
追記:(10/15)
Wikipediaの「麻生太郎」から「問題となった発言」の項が、いつの間にか削除されとるな。
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