しいたげられたしいたけ

選択的夫婦別姓の早期実現を求める

BUNTENさんのエントリーが注目を集めているので

微力ながら私も支援トラバ。
■[医療][格差][貧困][福祉]パンデミック対策に足りないもの

そういうわけで、国にあっては、緊急に
1.保険証取り上げ政策を少なくとも一時的に停止すること。低所得者への医療費補助を行うこと。
2.ホームレス者を把握の上緊急に保護を行うこと。

などを行うことをすすめる。

大いにもっともであり、かつ昨今の報道に欠けている視点だと思う。
なお同エントリーへのトラバにも、注目すべき記事が多い。
豚インフルエンザと医療保険(追記あり)

 アメリカの医療保険は一体が高い上に、個人の窓口負担が更に高い場合があるのだそうです。会社で入っている大口タイプに比べ、個人で加入した場合は負担分はとても高い(不整脈で緊急検査入院したら数百万請求されたという話を聞いたことが)そうで、そんなに高いと医療機関に気軽に行く習慣があるのかが不安です。
特に去年の金融バブル崩壊で職を失った人の中には、保険に入れても医療費を払えない人も多くいる気がします。
そんな人達が、自分がメキシコに足を踏み入れておらず、自分の周りでメキシコ帰りの人がいた事を知らなかったとしたら、酷く咳き込んでいてたとしても下手に受診してお金をかけるより市販薬で治そうとする可能性は大です。

私も堤未果や林壮一の著作を読んで、アメリカの医療費がとんでもなく高額であることを知っている。「貧困がパンデミックを拡大する」という事態を憂慮する。
また、
メキシコと日本、共通する貧困と医師不足 - 新型インフルのパンデミック対策に求められるもの
には、日本にもメキシコと同様の貧富の格差の拡大と医療機関の体制の不十分さという現実が存在することが、豊富なデータで示されている。
追記:(5/5)
ようやく朝日にこんな記事が…web記事の見出しも紙媒体と同じ「貧困で受診遅れ 犠牲増」のほうがよかったのではないかと個人的には考える。
「発症7日以内に治療すれば大半回復 メキシコの専門医」
http://www.asahi.com/international/update/0505/TKY200905040214.html

 【サンパウロ=平山亜理】新型の豚インフルエンザが最初に発生したメキシコで、治療の最前線にいる国立呼吸器系疾患研究所付属病院(メキシコ市)の専門医、アンハラ・イゲラ感染症部長が3日、朝日新聞の電話インタビューに答え、発症後7日以内に治療を受けた人のほとんどは回復していると明らかにした。

 イゲラ部長によると、死亡例の大半は、今回の新型インフルエンザの知識がないまま、症状が重くなるまで、ただの風邪だと思い、高額の負担につながる医療機関で受診せず、市販薬で治そうとした人たち。発症後15日間を過ぎるまで治療を受けなかった人の96%が死亡している。

 今回の新型インフルエンザでは、メキシコにほとんどの死者が集中していることが最大のなぞとされてきた。専門医によるこうした証言は、低所得者層の医療へのアクセスの悪さが、特に流行初期の段階で高い死亡率につながった可能性を裏づけるものだ。