しいたげられたしいたけ

ミャンマーの市民に対する発砲に強く抗議する

「もりのしいたけ農園」2巡目がひとりでに始まった件(22日目)と性教育に関する直近の記事二、三

頂き物のSowledge性教育トイレットペーパーと「もりのしいたけ農園」に関する続報です。

前回の記事で、いただいたトイレットペーパー全4巻の紹介と しいたけ 一期目の収穫を終えたので完結とするつもりだったのですが…

www.watto.nagoya

記事中に少し書いたように、2巡目の発芽が始まってしまっていた。栽培説明書には浸水する必要があると書いてあったが、その必要はなかった。

 

そして1週間後には、こんなことになっていた! キノコの成長の早さに驚かされるのは何度目だろう?

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細かいことだが原木は上下ひっくり返している。今回は下のほう(根元のほう?)に発芽が多く見られたからだ。

逆さ柱は建築においてはタブー中のタブーだが、しいたけ栽培ではどうなんだろう?

 

二、三日後に、また実家の様子を見に行く予定だ。1巡目と同じく、お土産にする育成状態のよいものを残し間引きした。

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カサの開き切った株も間引いた。栽培説明書によると、カサが開くと胞子を飛ばすそうで、胞子は新しい芽になるわけじゃなくカビの生える養分にしかならないとのことだった。

原木には胞子を人為的に打ち込んでいるらしい。どうやってかは知らない。

 

間引いた しいたけ は、今回は袋麺の具材にした。 袋麺の種類は安かったから買っただけで深い意味はない。

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どんぶりがラーメン用であることと、しいたけ 以外の具がないことには突っ込まないように。

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袋麺といいつつ麺はうどんの乾麺風で、時間をかけて煮込むタイプだった。5分くらいかかったかな? それでかしっかりとコシが残って、うどんらしい歯ごたえになった。スープは赤味噌のインスタント味噌汁そのものだった。

しいたけ のレビューをしたいのか袋麺のレビューをしたいのか、わからんな。

 

ちなみにどうでもいい情報をもう一つ追加すると、前回実家に持ち帰った しいたけ は、混ぜご飯の具と、ミートボールと一緒に煮込んだ野菜の一部になった。写真はありません。 

「もりのしいたけ農園」育生状況レポートと性教育の話題をいつもセットにする必要はないが、個人的な観測範囲で森元首相の性差別発言から派生して、日本の性教育の不十分さを論じた記事がいつか目についたので同一記事中に書いてしまう。

 

本当は言及したいブログ記事があるが、限定公開なので自重する。

 

まずはこちら。著者はフランス人駐日特派員とのこと。

toyokeizai.net

森元首相は自身の話が長いという導入は面白いが、 読みどころはP2~3の日本における性教育の貧困を指摘した箇所であろう。

一部を引用する。

この国では、女性は若い頃から大変だ。男性がアイドルやその若い身体への幻想に取りつかれている一方で、若い女性たちは自分たちの身体について、その情報を最も必要とする年齢で知らされない。

学校で適切な性教育を施されないまま、異性との出会いに含まれる重大に危険を何も知らずに大人になり、時に望まない妊娠をすることがある。そして中絶ということになれば、経済的にも、身体的にも、そして倫理的にも(日本では中絶は刑法上犯罪になるので、それを避けるために女性たちは子供を育てる金銭的余裕がないのだと嘘をつくことを迫られる)、不必要な苦悩を味わうことになる。

 上掲東洋経済オンライン記事 P2~3

 

医療についても時代遅れにさいなまされている。日本女性は、避妊薬の認可をフランス女性よりも32年後の1999年まで待たなければならなかった。日本では医師の処方がなければ緊急避妊薬は入手できず(フランスではドラッグストアで、900円程度で手に入れられる)、不必要な妊娠や中絶が発生することになる。

上掲東洋経済オンライン記事 P3

 

ちょうどこの記事と呼応するような記事があったので、ブログカードを貼る。

digital.asahi.com

 日本は戦後、避妊へのアクセスよりも中絶で人口を抑制してきた。避妊用の低用量ピルが承認されたのは1999年のことだ。

 海外では、60年代に普及していたピルだが、70年代のウーマンリブは導入に慎重だった。

«中略»

副作用の不安もあり、解禁に積極的になれなかった。今は選択肢の一つだと思っている」。サリドマイドなど薬害が問題視された時期でもあった。

上掲朝日新聞デジタル記事

 

「教育」というと、どうしても対象は学童や学生という先入観を持ってしまうが、現実に我々の社会に必要なものは「性教養」「性リテラシー」とでも命名し直すべきもののように思える。

原因の端緒は社会の構成員に遍在しているにもかかわらず、リスクの負担が出産可能年齢を中心とする女性にアンバランスに偏っていることが、現代に至るも変わらぬ構造的な大問題なのである。

とりわけ政策決定者や行政担当者のリテラシーの欠如こそが、リスク負担者を深く傷つける結果を招くのだ。

一例として、安全性が確立している経口避妊薬と、人工中絶では、母体に与えるダメージは比較にならない。

 

よけいなことかも知れないが「再教育」という言葉を使うと、先ごろ人気ネットワーカーの ちきりん さんが炎上したツイートを、つい思い出してしまう。

炎上したってかまうものか。私は ちきりん さんの意見に全面的に首肯を感じることは決して多くないが、「森元首相のような高齢男性であっても、リテラシーの欠如は問題だ」とすることに異論はない。たまたま ちきりん さんは「再教育」という語を用いただけである。

 

私見だが、次の記事からも構造的に瓜二つのものが読み取れるように思われる。「性」ではなく「医療」の範疇であろうが、やはり我々の社会における「リテラシー」の不足のようなものを強く感じ取った。

this.kiji.is

日本は1980年代まで、世界的に見てもワクチン開発国のひとつでした。しかし1970年代以降、種痘(天然痘)ワクチンによる脳炎や、DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風三種混合)ワクチン、MMR(麻疹・流行性耳下腺炎・風疹新三種混合)ワクチンによる無菌性髄膜炎など、重篤な副反応の報告があり、ワクチンへの不信感が広まっていきました。

そして、国の責任や補償について、各地で集団訴訟が相次ぎ、裁判は長期化。結果として、国側の敗訴あるいは和解となり、「予防接種は効果の少ない一方で、副反応が多発するこわいもの」という、正しくない認識が、国民のみならず医療者の間にも定着してしまいました。特に予防接種は、乳幼児を中心にしたものでもあり、保護者の間に、子どもにワクチンを受けさせたくない、という考えが広まりました。

 上掲まいどなニュース記事

この場合、リスク負担者は女性にとどまらず広く社会の構成者全般にわたる。

 

海外の先進国の事例では、ワクチンで一定の割合の副反応が起きることは避けられないから、最初から副反応が起きたときの補償を織り込んで制度設計している、というような記事を読んだ記憶があるが、元記事をサルベージできていない。

 

今、検索したところ日本にも「予防接種健康被害救済制度」「医薬品副作用被害救済制度」という制度があるにはあるようだ。

だったらなぜ記憶に新しい薬害エイズ訴訟や、「給付金が受けられます」というCMを今もやっているC型肝炎集団訴訟が起きたのか、新型コロナワクチン副反応の当事者になったとき、これら(たぶん前者)による救済がスムースに受けられるのか、といった疑問は抑えがたいのだが。

生活保護申請に対する水際対策のようなことが行われてるのだろうか?

 

短くまとめると、私もまた「性教育」は我々の社会に必要であり、また不足していると考える。

その対象は政策決定者や行政担当者も含む(どころか最重要対象であろう)ので「性リテラシー」と言い換えるべきかも知れない。

言い換えが「再教育」であっても、なんら支障はない。さあ燃えろ!

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