しいたげられたしいたけ

空気を読まない、他人に空気を読むことを求めない

他人のパソコンのメンテナンス話

古いXPパソコンを無料で貰ったのはいいが、本を見ながらWordで年賀状を作ろうとしたら、「はがき宛名ウィザードはインストールされていません」というようなエラーメッセージが表示されてウィザードが実行されないのだそうだ。
書店に山積みになっている年賀状ムックに付属のソフトのほうが、Wordの宛名印刷よりずっと使いやすいのにと内心思いながら、とりあえず見せてもらうことにした。
こういう場合、一番面倒臭くなるのはMicrosoft OfficeのCD-ROMがないと言われることだが、今回の訪問先ではちゃんととってあった。
ただしインターネットはやっていないとのこと。う〜ん…
ご自宅におじゃまして、実物を見せてもらう。
マシンの状態は悪くはなかった。更新期限切れのNorton先生がうるさくメッセージを出してくるけど、ネットにつながっていなければどうすることもできないので、ほっとくしかない。
Wordを立ち上げて、実際にウィザードを起動してみた。
エラーメッセージは出てこなかったが、画面上にはがき大の新規文書が表示されるだけで、それ以上何も進行しない。
はがき文面印刷ウィザードや、社外文書作成ウィザードなど他のウィザードを起動すると、ちゃんとダイアログボックスが表示される。
なんだこれは?こんな現象、初めて見たぞ!??
メニューバーの[ヘルプ(H)]-[アプリケーションの自動修復(R)...]を実行してみる。改善なし。
Microsoft OfficeのCD-ROMを咥えさせて、セットアップ画面から「機能の追加/変更」や「修復」を実行してみる。改善なし。
しゃあないので[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除]から一旦Officeを削除して、CD-ROMの「完全インストール」で再インストールしてみる。それでも改善なし。どういうことだ??
考えてみれば、Officeを新規インストールする場合は認証が必要になるはずだ。再インストールでそれを要求してこないということは、Office本体以外のどっか…多分レジストリ…に、保存された情報がそのまま残っているということなのか?他にも再インストールの時に入力した使用者名が、再インストールする前のものに戻っているなど、再インストールしても全ての情報がリセットされるわけではないことが随所でうかがわれる。
ここで暗礁に乗り上げた。レジストリをいじるにしろ何にしろツールがいる。ネットにつながっていない状態では、ツールも情報も入手することができない。
一旦持ち帰って調査させてくださいと依頼する。一度で解決できなかったのは悔しい。
自宅に戻って「Office はがき宛名ウィザードが起動しない」で検索する。
マイクロソフトのサイト「Microsoft Office Word はがき宛名印刷ウィザード/はがき文面印刷ウィザードのトラブル シューティング」
http://office.microsoft.com/ja-jp/word/HA010889611041.aspx
というページが、最初に表示された。
このページの「はがき印刷メニューをクリックしても何も起こらない」「白紙のはがきが表示される」というのが、まさに私が目にした現象だ!
同サイトに書いてあった対処方法は、以下のとおり(図は省略)。

ウィザードを再度利用できるようにするには、次の操作を行います。
 1. Word の [ヘルプ] メニューの [バージョン情報] をクリックします。
 2. [使用できないアイテム] をクリックします。
 3. [使用できないアイテム] ウィンドウで次の項目をクリックし、[有効にする] をクリックします。
  * [はがき宛名印刷ウィザード] が起動しない場合
   [アドイン microsoft word japanese postcard wizard (jpcard.dll)] をクリックします。
  * [はがき文面印刷ウィザード] が起動しない場合
   [アドイン japanese postcard design wizard (jpcard.dll)] をクリックします。
 4. [閉じる] をクリックします。
 5. [OK] をクリックして [Microsoft Office Word のバージョン情報] ウィンドウを閉じます。
 6. Word を再起動します。

これだけ丁寧な解説サイトが用意されているということは、ありふれたエラーなのだろうか?
操作の手数は少なく難易度は低そうだから、電話で伝えたら、やってくれるかな?
電話して頼んでみた。やってもらえた。
解決した!
結局ぐぐれば一発だったということか。レジストリなんかいぢる必要はなかった。やれやれ、肩の荷が下りました。