しいたげられたしいたけ

空気を読まない、他人に空気を読むことを求めない

さっそくWindows7を適用してみる

昨日の続きです。
同梱の説明書によるとWindows7の適用には「アップグレード(上書きインストール)」と「カスタム(新規インストール)」の二種類が可能だそうだ。「アップグレード」「カスタム」は紛らわしいので、以下「上書きインストール」「新規インストール」とのみ書く。「上書きインストール」は制限があるが、うちで所有するVISTAマシンの場合どれも「上書きインストール」OKだ。だが経験のため、とりあえずVISTAマシンのうち2台にWindows7を適用することとし、1台を「上書きインストール」で、1台を「新規インストール」でやってみることにした。ファミリーパッケージは3台まで適用可能だが、もう1台分はいつ適用するか決めていない。

「上書きインストール」編

最初にDVDを挿入すると、「互換性チェック」と「今すぐインストール」の2つのボタンが出てくる。「互換性チェック」のほうをクリックすると、マイクロソフトのダウンロードサイト
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/downloads/upgrade-advisor
に飛ばされる。互換性チェックソフトのダウンロードはDVDがなくてもできる。一応事前にチェックをかけてみたところ、内蔵モデムチェッカーなどいくつかのソフトがアンインストール推奨と出た。内蔵モデムは今後そう使う機会もないだろうから、さっさとアンインストールする。
「今すぐインストール」を選択して、いくつかのダイアログボックスの質問に答えると、上書きインストールが始まる。あとはひたすら待つだけ。感覚としてはSP(サービスパック)の適用に似ている。ただしSPは1時間程度で終わるが、上書きインストールは2時間ほどかかった。また再起動時に、VISTAがトラブッた時に出てくるような、黒い画面にカーソルで選択するメニューが何度か表示されるのが、ギクッとして気分がよろしくない。黒い画面はしばらく経てば勝手に消えてインストールが進行するんだけどね。
で、2時間ほど待つと、おお、Windows7のオープニング画面が表示される!壁紙やアイコンはVISTAの時に使っていたものが、そのまま保存されている。ドキュメントその他の内容も、消えてはいなかった。いやらしいのは、Windows7ではサイドバーがなくなったので、ガジェットが画面の左上の隅にいくつも重なって表示されることだ。アイコンも下敷きになっている。ガジェットはドラッグ&ドロップで好きなところに移動できることに気づくのにそんなに時間はかからなかったが、この初期設定は問題あるんじゃないか?
Windows7での大きな変化の一つは、デフォルトでメーラが付属していないことだ。同梱の説明書によると、VISTAに標準で添付されていたWindowsメールがなくなった代わりに、WindowsLiveメールというのが、説明書にあったURLからリダイレクトされるサイト
http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/guide/mail.mspx
からさらにいくつかリンクを辿ると、ダウンロードできる。
やってみた。メーラだけでなく「Messenger」「Writer」「フォトギャラリー」「ムービーメーカー」などのソフトが同時にインストールされる。余計なことを。ぶつぶつ。
個人的にはマイクロソフトのメーラに未練はない。さっさとThunderbirdでも何でも乗り換えればいい。しかし仕事の関係上、マイクロソフトを使わざるを得ない可能性が高いから、使っておかないわけにはいかないのだ。
WindowsLiveメールのダウンロードには、うちの環境では30分くらいかかった。WindowsLiveメールを起動すると、何もしなくてもアカウントとかアドレス帳とかWindowsメールのいろんなものを勝手に引き継いでくれた。マイクロソフトの解説サイトにあるような、移行ツールは何も使っていない。それはいいんだが、気持ち悪かったのは、Messengerとかmsnへのログインが必要なソフトが、どっからか私のhotmailアドレスを探し出していてデフォルトIDに設定していたことだ!このマシンでhotmailなんて使っていたかなと思い返してみたら、いろんなところでhotmailアドレスをID代わりに使っていたのを思い出した。もしメーカーがパソコンに保存されている個人情報を悪用しようとか考えたら、とんでもないことができちゃうんだろうなぁ…
また、WindowsLiveメールがWindowsメールの内容を引き継いだということは、どっかにWindowsのデータが保存されっぱなしになっているということに他ならない。これらデータは、他のメーラに乗り換えると活用されないまま保存されっぱなしになっているということだろうか?なんか気持ち悪いな。
それから、WindowsLiveメールのMessengerとかWriterとかのツールは、一旦ダウンロードしてしまうと個別に削除はできないのだろうか?まだ調べ切れていない。
その他、ブラウザのトップページを勝手にMSNに変えてしまうとか、検索エンジンにBingとかいうところが追加されるとか、なんか気がつくといろんなところが中途半端にいじられていて、こういうのはあまり愉快ではない。
あと、ちょっとしたことだが案外手こずったのは、プリンタドライバ周りである。アップグレードしたマシンではCanonのポータブル型を主に使用しているのだが、Canonのダウンロードサイトを訪れるとWindows7用は「Windows Updateにより入手してくれ」みたいなことが書いてある。OSに付属のものを使えという意味だろう。つまりそのままつなげばよかった。
テスト印刷をしてみようと思い、コントロールパネルから「デバイスとプリンター」というのを選んで、プリンタのアイコン上で右クリックし「プロパティ」を選択すると、「テストページの印刷」ボタンを始め、見慣れたタブがどこにもない!これには結構動揺した。
よく見ると、ショートカットメニューに「プロパティ」のほかに「プリンタのプロパティ」というのが新たにできていて、そっちを選択するとおなじみのダイアログボックスが開くのである。
なんでこんなまぎらわしいことをするんだろう??

「新規インストール」編

VISTA関係のファイルは「Windows.oldフォルダ」というのを作ってその中に保存し、新規にWindows7をインストールする方法である。VISTAのリカバリDVDだとオプションでC:ドライブの再フォーマットができるのだが、Windows7のDVDにはそういうのは見当たらなかった。
インストールには約40分かかった。当然ながら上書きインストールに比べると圧倒的に早い。ただしインストールされているアプリケーションや各種の設定は保存されないから、インストールが完了したらやり直す必要がある。これも当然のことである。うちの場合これがいつもまあ半日仕事になる。
あとはだいたい「上書きインストール編」で書いたことと同じだから、あんまり書くことはないかな?思い出したら追記します。
設定の復元が終わって、起動時間を比べてみたら、新規インストールしたマシンの方が上書きインストールのマシンより圧倒的に早い。ちゃんとした数値は測っていないが、倍半分くらいの差がある。これもまた当然っちゃ当然。でも起動が早いというのが売りのWindows7で、起動がもたついちゃ意味がない。今回上書きインストールした方は、折を見て新規インストールをやり直してみよう。
いや〜、いつものことながら、こゆことをしてると時間を忘れるわ(^▽^;