昨日のエントリーに引き続いて、もう一丁、小ネタです。
昔から風呂上がりに目薬をさす習慣がある。風呂場で何度も顔を洗うと、あとで目が乾くような感覚があるからだ。
花粉症のシーズンには「抗アレルギー」の効能を謳っているもののうちで、一番安いやつを使っている。ありがたいことに、それで十分効いてくれる。以前に貼った写真を再掲。こんなやつ。
それ以外のシーズンは、同じ会社から出ている「疲れ目用」や「ビタミン配合」と書いてあるタイプを使っていた。ボトルの形状は同じだが色がピンクだ。
去年まではそれでなんともなかったはずなのに、今年の春、花粉症のシーズンが終わり切り替えてしばらく使っていたら、下まぶたがかぶれるような痒みを感じるようになった。
我慢できないほどの痒みではないが、無意識につい目をこすっちゃうほどではある。
なんでだろう? 年を取ると細かいところで様々な体質の変化が現れる。たいていは、というよりほぼ全てが悪いほうへの変化である。その一環だろうか?
とまれ、目薬の種類を変えてみるしかないと思った。説明書にも異状が現れたら使用を中止するようにと書いてあるではないか。
ところが、種類を変えようとして、はたと困った。
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これは昨日、近所のドラッグストアの店頭で撮った写真だけど、こんな調子であまりに種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからなかったからだ。写真はトリミングしていて実際の棚はこの倍くらいある。
「クールタイプ」「マイルドタイプ」「花粉症用」等々といった効能書きはわかる。しかしこのバラバラの値段の差はどっから来るんだ?
これまでの人生の経験で、薬を選ぶ時には使ってみて体質に合うものを選ぶしかないことはわかっている。前述の花粉症の目薬も、花粉症の飲み薬も、そうやって選んだ。
じゃあどれから始めようかということで、眼精疲労がキツかった頃でもあったので、目薬で改善すればめっけものと、いつもの「一番安いものを選ぶ」というポリシーには反するが一番高い1400円くらいのものを選んでみた。店が違うので写真に写っているものではない。確か。
それを二瓶くらい続けてみたかな? たまたま職場の同僚にその話をしたら、話をした相手もメーカは違うが目薬は高いものを使っていると言っていた。高いと言ってもその程度だし、長く使うものだから積み重ねで差が出てくるんじゃないかとのことだった。
使ってみた結果は、高いものだけあってか、痒みは出なかった。
しかし疲れ目の方には改善が見られなかった。主にパソコンを使う仕事で、趣味もネットだから、焼け石に水ってやつだろうか?
そうなると、1000円とちょっととはいえ惜しくなる。貧乏性だね。貧乏だけど。
じゃあ次は何を試す? 疲れ目用のマイルドタイプってことで、ワンランク落とすとなると…ここではたと、目薬の値段のしくみに気がついた。
にっきゅっぱとかごっきゅっぱとかの100円未満を丸めると、主流は300円→600円→1200円と、だいたい倍倍になってないか?
例外はある。実は最初に使っていたというのが丸めて200円、さっき書いたのが1400円だ。だけど、人間は数字を指数で認識するとはよく言われることである。通貨でも、大体の国は 1 → 2または2.5 → 5→ 10 → … という刻みで発行していて、二千円札が不人気でまるで普及しなかった日本はむしろ例外的であるとネットで話題になったことがある。
乗用車の値段も、軽自動車の約100万円 → 小型車の約200万円 → 400〜500万円 → 800〜1000万円 → 2000万円 → …てな感じになってなかったっけ? … と適当に検索したら、こんなサイトが出てきたぞ。幅が大きすぎてあまり参考にならないかな? ⇒ http://autoc-one.jp/500over/
閑話休題。つことで約600円、確か税抜きごっきゅっぱというのを買ってみた。
やはり二瓶ほど続けてみた。痒みは出なかったが眼精疲労が改善した気もしなかったというのは、高いものを使っていた時と同じ。
で、それも使い果たしたので、今度はにっきゅっぱまでランクダウンしてみた。これが先週の話である。
自分自身を実験台にした人体実験の記録としてメモする次第。
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