アイキャッチ画像は久しぶりに いらすとや さんからお借りします。いつもありがとうございます。
昼食のあと、時間が許すときは近所を散歩するようにしている。このくらいでは日ごろの運動不足の解消にはなるまいが、まあ気休めだ。
2日ほど前のことである。青信号で交差点を渡ろうとしたら、右折車がすごい勢いで横断歩道めがけて突っ込んできた。対向車線ばかりを見ていて、歩行者が目に入らなかったのだろう。
たぶん動物的な本能で、車の進路からダッシュで逃げようとした。それと同時に運転手もこちらに気づいて、急ブレーキをかけた。おかげで辛うじて難をのがれた。
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運転手がどんな奴だったかというと…属性を書くのはやめとこう。社会的な偏見を助長しかねない。こちらを見てニヤニヤ照れ笑いながら「ごめん」のハンドサインをし、そのまま走り去っていった。
私はさだめし怖い顔していただろうが、自分で自分の顔は見えない。接触もしなかったことだし、どうすることができるわけでもないので、いつも通りの散歩コースをたどって帰宅した。
昼食と散歩に出る前にやっていた在宅仕事を再開したが、何かどうも気分が悪い。とても悪い。在宅仕事の気楽さで、少し休むか、昼寝でもするかと布団に横になろうとして、気がついた。
肩から背中にかけて、しこたま痛めていたのだ。左側の、僧帽筋って言うのかな。ちょうど寝違えをやったときと同じような症状だ。おそらく車から逃れようとして起こした動作が、自覚よりずっと激しい動作だったのだろう。でもなぜ肩? まあ考えても詮ないことだが。
姿勢を変えようとすると、激しく痛む。特に起きた姿勢から寝た姿勢への体位変換、またその逆の体位変換がキツい。両手で頭を抱え、しゃがむようにゆっくり布団に体を横たえたが、それだけのことが一仕事だった。
こういう時いつも痛感するんだけど、人間の頭って重量重いんだよね。当然、寝返りも簡単には打てない。
幸い在宅以外の仕事はすべて終わっている。他に出かける用もない。大人しく安静にしていた。
以前このブログのコメント欄で、整体をなりわいにしている人から教えてもらったのだが、筋断裂とか大事にさえなっていなければ、寝違いの全治は二日とのこと。おかげさまで、一日、二日と経つうちに、薄紙を剥がすようにというか、もうちょっと気前よく古雑誌を処分するようにというか、徐々に回復していった。当初は苦行だった「寝る」「起きる」「寝返りを打つ」の動作も、日に日に楽になっていった。まだ二日しか経っていないけど。
とはいうものの、まだ完治じゃないな。何かすると背中の筋がキリッと鋭く痛む。
こういうとき、何かこちらに落ち度はなかったかと振り返るんだけど、今回ばかりは何も思い当たらない。真昼間だったし、青信号だったし、ちゃんと横断歩道を歩いていたんだから。交通ルールは常に歩行者優先のはずだ。まあ人生、どうしょうもない不可抗力つか不条理つか、そんなこともあるんだと思うしかない。
逆に考えると、接触もしなかった事故とも言えないハプニングでこれだけのダメージを被ることもあるのだから、ほんまの交通事故のダメージはなんぼのもんか想像を絶する…私も車は運転せざるを得ないので、せめて自分が事故を起こさぬよう、これまでも安全運転を心がけてきたつもりだが、それに輪をかけて心がけることにしよう。
追記:
えむふぃぎゅあ(b:id:mfigure)さんからIDコールで最新のニュースをお知らせいただきました。十字路と丁字路の違いはあると言え、状況はそっくりです。
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