先月の下旬、運転免許更新連絡書なる剥離式ハガキが届いていたのだが…
げげ、講習区分が「違反運転者」になっていた!
無事故無違反を何十年か続けていたが、日記には書かなかったけどトラップみたいな侵入違反で違反キップを切られたことがあったのだった! トラップみたいというのは、時間区分ごとに侵入禁止が設定され道路標識がメチャ見づらかったという意味だ。それからネズミ捕りをやっていた警察官がムカつく奴だったなぁ…そういう場面で出てくる奴の印象がいいわけないけど。ああ、思い出したら腹立ちが蘇ってきた (-"-メ
5年前の更新のときのエントリーを残していたが…
講習時間が長くなることで手数料が何百円か高くなった。それから次の更新が3年後になるとか、未確認だがゴールド免許でなくなることにより任意保険が高くなるであろうとか、ちびちびとお金がかかるのが嫌な感じだ。
それはともかく、仕事のキリがついたので更新に行ってきた。
毎年書いているように、前期と後期でわりと区切りが明確な仕事のし方をしている。今年は大きいところは先週末に完了し、週明けもこまごまとした後始末は残っていたが例年に比べると1週間ばかり早くカタがついたようだ。
後期の準備には、すぐにかかってもいいのだが、しばらくタラタラするのも毎年のことである。
仕事の区切りと運転免許の更新期間が重なるのは、単なる偶然である。
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申請場所として指定されていた天白区平針の運転免許試験場は、前回の更新に行った直後から長いことかけて建て替えをやっていた。あきらかに老朽化が進んでたもんなぁ。免許更新の時しか行かないから気にならないけど、たぶん免震基準に問題があったのだろう。
今回は、きれいに新装成っていた。今年の5月に完成したばかりだそうだ。
3フロア(たぶん)の立体駐車場ができていた。ウイークデーだったので地べたの駐車場に停められたけど。
拙宅から近いので停めるところの心配が少ないスクーターで行きたかったが、こんな天気なので車を使わざるを得なかった。駐車場は有料で500円取られるが、駐輪場は無料なんだろうか?(検索すると「無料」という情報が出てきました
やたらとモダンな建物になっていた。「愛知県警察運転免許試験場」の文字が見える。正式名称には「警察」の文字が入るのか。ムカつく(まだ言ってる
エントランスを入ったところの案内書き。
真ん中の青い「免許更新順路」には、光って見づらいけど…
2階に上がって
すぐ左にお進みください。
〇暗証番号作成機
↓
〇(1)更新手数料
↓
〇記載台
↓
〇(2)視力検査
↓
〇(3)更新受付
↓
〇(6)(7)(8)写真撮影室
↓
〇各講習室
と書いてあった。
右手前のほうにあるのが「暗証番号作成機」。密回避のため1台置きで、使用するたび係員が除菌していた。奥が「(1)更新手数料」納付所。
更新手数料納付所の裏側に進むと「記載台」があった。
記載内容に変更のない場合は、本日の日付、氏名、生年月日、電話番号を記入し「記載事項の変更の有無」の「無」に〇した。
裏面に質問表があったのでチェックを入れ署名した。
質問表の内容は、5年前には何のつもりだったか文字起こししていた。変更はないようだった。
「(2)視力検査」。
この準備のためにメガネを作り直そうと眼科に行ったところ、なんだか話がややこしくなっていくつもエントリーを書いたのだった。こちらから芋づる式に過去記事が辿れる。
視力検査自体は問題なくパスできた。なんならメガネを新調しなくてもパスできたかも知れない。眼科通いはそれはそれで意味があったと思うけど、あれだけ時間をかけといてこれかよという気がしないでもない。
「(3)更新受付」。
「(6)(7)(8)写真撮影室」。(3)の窓口で「(7)に行け」と番号を指定された。(6)~(8)どこでも空いてるところに行けばいいような気がするけど、なんでだ?
写真撮影後、3階に上がって指定された講習室に入る。
講習室はいっぱいあった。 優良運転者、高齢者など区別のためだろう。
違反者向けに指定された講習室。机と椅子の数をざっと数えて150人くらい入れそうな大きな部屋だった。
5年前の自エントリーによると優良者向け講習は40分だったが、今回は2時間だった。
入室のときに受け取ったテキスト2種、それに暗証番号登録カードと運転免許引換書。新しい免許は講習を受けている間に完成する。
講習は、住所変更したら役所だけでなく警察にも届けるようにという注意から始まった。役所と警察のデータベースは連動しておらず、届けを忘れて更新連絡所が届かず失効する免許が、愛知県だけで年間約一万件ほどあるそうだ。
それから道路交通法の改正について。道交法は毎年改正されてるから知識のアップデートが必要との由。そうかも知れない。
去年(2020(R2)年)、あおり運転に対する厳罰化が施行されたそうだ。強制的に車を停止させることも、これまでは法律による規制がなかったが、2017(H29)年の東名高速夫婦死亡事故をきっかけに法改正がおこなわれたそうだ。
これ以外にも、フラッシュバックを起こしそうな近年の重大事故への言及が次から次へとあったので、かなり憂鬱な気分になった。
一宮市のポケモンGo死亡事故(2016(H28)年)をきっかけとしたスマホながら運転への罰則強化(2019(R1)年)であるとか…
津市で時速146kmでタクシーに衝突し5人を死傷させた事故(2018(H30)年)に危険運転致死傷罪が適用できなかった(より軽い過失運転致死罪が適用)ことから、適用できるように法改正がなされたとか…
北海道砂川市の飲酒暴走レース5人死傷事件(2015(H27)年)は、法改正ではなく事故を起こしたときには被害者救助保護義務と報告義務があるという文脈での言及だったかな。
そう言えば高齢ドライバーに対する制度拡充の話題は何度となく出てきたが、池袋暴走事故(2019(R1)年)への言及はついぞなかった…と考えるのは穿ち過ぎか。
事故以外では、自転車の右側通行が法的にNGになった(2015(H27)年)という話題も出た。14歳以上から適用され、違反すると講習が必要、バックレると罰金5万円だそうだ。
「準中型免許」なるものが新設された(2019(R1)年)という話も出た。私個人には関係薄いが、昔の普通免許には8トンまでの大型車を運転できる資格がついており、頭の古いままの経営者が免許取りたての若者に無免許状態で大型車を運転をさせることがあったそうだ。
やっぱり法律は知っとかなきゃいけない。
それから愛知県は2年連続で死亡事故ワーストを脱却しているが(去年のワーストは東京都、一昨年は千葉県)、それ以前は16年連続でワーストであり、現状もワースト2位だから決して褒められた状況ではないであるとか…
愛知県では横断歩道に歩行者がいたとき停止する車の割合がこの3年で17%→27%→32%(数字はうろ覚え)と改善しているが、全国ベストの長野県の7割と比べると物足りないであるとか…
メモしてあって思い出せるのはこのくらいかな? 講習の順番とは無関係の順不同で書いてます。
2時間きっちりの講習の後、新しい免許証を受け取った。個人情報のカタマリなので写真は貼れない。
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