🍉しいたげられたしいたけ

NO WAR! 戦争反対!Ceasefire Now! 一刻も早い停戦を!

「ラファに手を出すな!!全国連帯デモ」 ガザ緊急アクションなごやさん栄デモに参加した

岡真理『ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義』(大和書房) を読んでいて「ガザではこれまで最悪と思われる事態が起きたと思ったら、ほどなくもっと悪い事態が起きる」という意味のフレーズが印象に残った。ただし原文を探し切れていないので、見つけたらあとで追記する。

追記:

見つけました。長くなりますが、文脈がわかるよう少しさかのぼったところから引用します。

 封鎖が始まって一年後の二〇〇八年十二月から〇九年一月にかけて、二十二日間の攻撃があり、一四〇〇人超のパレスチナ人が殺されました。一二年十一月には、八日 間で一四〇人の死者。その傷も癒えないうちに、一四年七月から八月にかけて五十一日間にわたる攻撃があり(五十一日間戦争)、ガザで二三〇〇人以上(国連発表)が殺されました。
<中略>
 そして、二〇二二年五月、五十一日間戦争から七年後。この時は十五日間と、期間的には短いものでしたが、テレビで破壊のさまを見た時、その凄まじさに驚きました。 もちろんそれ以前から、攻撃の凄まじさに驚いているのです。人間を一つのところに閉じ込めて、逃げ場のない者たちに対してこんな爆撃を行うということに。〇八-〇九年に最初の攻撃が起きた時、私は京都大学で行った集会に「人間性の臨界」というタイトルを付けたほどです。しかし、パレスチナはつねに最悪を更新し続けるんです。こんなこと信じられないと思っても、その次にはそれを軽々と上回る出来事が起 さていくのです。
 二二年五月の攻撃の破壊力は本当に凄まじかった。そして今、それすらも比較にならないような破壊力をもった攻撃が、見境なく行われています。

上掲書P30~31

追記おわり

 

南部ラファへの攻撃は、まさしくそういう事態の一つであろう。イスラエルはガザ侵攻に際して、パレスチナ人に「南部に退避しろ」と警告したという。ラファには130万人のパレスチナ人が避難しているというが、イスラエル軍はそのラファに対して攻撃を加えたと伝えられた。

jp.reuters.com

www.bbc.com

これは全き国際法違反である。『ガザとは何か』P99によると、パレスチナ人権センター代表のラジ・スラーニ弁護士は「とにかくパレスチナに国際法を適用してほしい。それだけでいいんだ」と語ったという。こちらは見つけた。

 

ところが日本を含むいくつかの有力国は、国連機関UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)スタッフがイスラエル攻撃に関与した疑いがあるという理由で、同機関に対する資金拠出を停止するという挙に出た。「不条理」では足りない。「さかさまごと」という古い日本語が思い浮かんだ。それ以上の形容が思い浮かばない。

www3.nhk.or.jp

 

ジャーナリスト藤原亮司さんのX旧ツイッターへのポストによると、名古屋市に置き換えれば名古屋市の人口を中川区に押し込めるようなものだという。仮に攻撃がなかったとしても、食料供給やライフラインの維持は絶望的であり、このままの状態が続けば「これまで最悪だった以上の最悪の事態が起きる」ことは必定である。

Free Free GAZA ! ガザに自由を!

Free Free Palestine ! パレスチナに自由を!

Stop Stop Genocide ! 虐殺やめろ!

子どもを殺すな!

市民を殺すな!

だれもころすな!

Ceasefire Right NOW ! 今すぐ停戦!

 

ガザ緊急アクションなごや さんは毎日曜日にデモをやっているが、今日(2/18)は
BDS Japan Bulletin さん「ラファに手を出すな!全国連帯デモ」と連帯行動になった。全国で10以上の団体が行動するとのことだった。

 

いつもと同じ久屋大通公園光の広場集合。春が近づいて明るくなった。

 

缶バッヂを売っていたので…

 

大きいのを買った。右は弊ブログ恒例、実物がなきゃ撮れない裏側の写真。


弊ブログ恒例と言えば、今回はプラカードが平置きではなく手配布だったので、自分で持ったものしか撮れなかった。

 

隊列出発。

 

中電ミライタワー旧名古屋テレビ塔は、これがオーソドックスなライトアップかな?


今回は珍しく、栄交差点の手前でもデモ隊が滞留した。たぶん名古屋で夜がいちばん明るい区間。

 

いつも滞留する三ッ蔵通大津交差点前。

 

矢場町交差点手前。

 

光の広場に戻ってきた。

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