スキャナ ScanSnap S1500 が、とうとう壊れた。
ここ何日か、昔読んだ本を裁断機でバラし、スキャナで読み取った後に処分するということをやっていた。いわゆる自炊というやつだ。何ヶ月かに一度、集中的にやる。だいたい段ボール二~三箱分を処分して、飽きる。
今回はわりといいペースで、いつもより多めに処分できるかなと思っていたのだが、突然「重なりを検出しました」というエラーが、1枚読み取るたびに表示されるようになった。
ドキュメントスキャナは紙を一枚ずつ両面読み取りするのだが、紙送りに失敗して二枚以上読み込んだ時には、超音波センサで重なりを検出する機能がある。おそらくその超音波センサが故障したのだろう。機械は前触れなく突然壊れることがある。
重なりの検出は、メニューからOFFにすることもできるから、OFFにしてみた。当然ながら使い物にならなかった。紙送りの失敗はしょっちゅう起きるのだ。
手作業で毎回紙送りの失敗がないことを確認し、上掲スクリーンショット下部の「継続読み取り」ボタンをクリックするか、本体についている Scan ボタンを押して、読取りを継続させるという手もあるようだった。下の写真の右の方に青く光っているボタンが Scan ボタンだ。当然ながら、時間がかかってかかって効率の悪化が段違いだが。
それでも解体済みの本がまだ何冊かあったので、仕方がないからその分は手作業で自炊した。いつもはぼ~っとTVのニュース番組か何かを観ながら作業していたが、それもできなかった。
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自ブログを検索すると、買ったのは8年前で発売は9年前だった。メーカの部品保有期間は過ぎてるだろうと思ったが、一応もよりの家電店に、修理依頼ができるか問い合わせてみた。予想通りダメだった。2016年で修理受付は終了したと言われた。
重なり検出器以外の部分は、フタが一部壊れていたりするがまあ動くのでもったいなかったけど、新品を買うしかないと思った。パソコン周辺装置では、パソコン本体とマウスを除くと、個人的には一番使用しているくらいかも知れない。多分プリンタ複合機より、よく使っている。出費は痛いが、8年使ったというのは、寿命の短いパソコン周辺機器としては長く使った方だろう。
さてどの機種をどうやって買うかだ。映画を観に行く前なら名駅まで出て量販店で買えばよかったが、単独で買い物に行くとすると、値引きの分くらい電車賃で飛んでしまう。ネット通販でいいやと思った。こういう根性でいるから、引きこもりがはかどる。
ScanSnap の最新の型式を検索して、iX1500 というのと…
富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1500 (両面読取/ADF/4.3インチタッチパネル/Wi-Fi対応)
- 出版社/メーカー: 富士通
- 発売日: 2018/10/12
- メディア: Personal Computers
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iX500 というのを候補に上げてみた。
違いは iX1500 が最新の型式でカラー液晶パネル搭載であるのに対し、iX500 は一つ前の型式でインタフェースは S1500 に近そうだということくらいのようだ。
部品保有期間のことを考えると、最新の型式のものを購入した方がよさそうだが、 iX1500 は私にはオーバースペックっぽかったし、価格差が 8,000 円くらいあったので、 iX500 を選んだ。
実際に購入したのは、マーケットプレイスに出ていた iX1500A-P という型式である。
こちらの方が百円玉何枚分か、さらに安かった。
無印とA-Pの違いは、検索したところ、無印はバンドルされているPDF処理ソフトが Adobe Acrobat であるのに対しAがつくと無名の海外製ソフトになることと、Pというのは保障期間が2年ということのようだった。
Acrobat は製品版を持っているし、保証期間は長い方がいいので、個人的には A-P のほうがいいと結論した。
商品は日曜日着予定とのことだった。届いたら開封やります。
以上、自分用の備忘メモでした。こういうことを記録しておくと、のちのち役に立つので。
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