またまた特別定額給付金ネタで失礼します。このネタをやるとpvが集まるんだよ言わせるな。
6月27日付朝日新聞デジタルに、20政令指定都市と東京23特別区の特別定額給付金の給付率と世帯数のデータが掲載された。25~26日に同紙が調査した数値だそうだ。
数値だけだとわかりにくいと感じたので、Excelで散布図を作ってみた。
6月25日付拙記事 の「追記」に貼ったグラフと同一である。
データが0~80万世帯の間にかたまっているような気がしたので、20政令都市と東京23区を分離したらもう少しわかりやすくならないかと思って、別々に散布図を作ってみた。
20政令都市。さらにExcelの機能を使って直線近似グラフもつけ加えてみた。負の相関は見て取れるが、相関はあまり強くなさそうだ。
Excelの機能ついでにCORREL関数を使って相関係数計算させたところ-0.222と出た。
相関係数は0~0.2が「ほとんど相関なし」、0.2~0.4「弱い相関あり」、0.4~0.7「相関あり」、0.7~1「かなり強い相関あり」とされる。
東京23区。横軸の目盛りが違っていることに注意。
こちらもCORREL関数で相関係数を求めたところ-0.200だった。20政令市より、さらに相関が弱いようだ。
参考までに、20政令都市と東京23区を合わせた相関係数は-0.219だった。間を取ったみたいだが、計算式を思い浮かべると、まあそんなもんだろう。
あとは言わずもがなではあるが、もちろん世帯数が多いと単純に手間も増えるから、人口が多い自治体の給付が遅れる傾向があるのは自然かも知れない。
しかし相関係数が小さいことは、もっと大きいファクターがあることを数値的に示しているのではないか?
給付率が一割に満たないと記事中に名の挙がっている三都市のうち、拙宅は名古屋市に近いのでどうしても名古屋市の話題が多くなるが。
なんだかとんでもないツイートが、私のタイムラインには当然のように流れてきたし、「はてな」のホッテントリにまでなっていた。
ナゴヤ市特別定額給付金10万円。なんとか 全力でやっとります。あと早くて 2週間ほどで というところです。 pic.twitter.com/06fZgy34ry
— 河村 たかし(本人) (@kawamura758) 2020年6月26日
こんなニュースも!
参考まで。「河村たかしがおやめ下さいにしか見えない」とコメントしたツイートも見たような気がするが、サルベージできなかった。
著しく景観を損なう看板 pic.twitter.com/AHHLZu0xCb
— ANTIFA758 (@Antifa758) 2020年6月28日
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