ちょっと訳あって、目下ツイッターで楽しい画像や面白い画像、きれいな画像や可愛い画像を集めて引用ツイートしている。
一人ではなかなか集まらないので、緩く協力を募集します。なんらかの方法で教えていただけるとありがたいです。
その中に、こんなのがあった。FF外から引用失礼します。
ちょっと欲しいかも pic.twitter.com/Eqv5ga8thj
— 2m離れているClara Kreft (@808Towns) 2020年10月24日
初見で新型コロナウイルス感染予防の装備だと思った。以前、花粉症対策でも同じくらい大がかりなギアを見た記憶がある。
だが残り時間10秒くらいから背中に装着する円盤状のフィルターが、DVDかブルーレイのディスクに見えたため、ちょっと自信がゆらいだ。
えーっと、何と言うんだったっけ、VRヘッドセット?
ちょっと考えて、けいろー(id:ornith)さんの約1年前のこのエントリーを思い出した。言及失礼します。そうそう、VR-HMD(ヘッドマウントディスプレイ)と言うんだった。それかも知れないと思った。
だがテロップにFILTRATION(濾過)と表示されているし、タイムラインを探してもっと長めの動画も見たが、やっぱりコロナ対策のようだった。
こんな透明なシールドがディスプレイってことはないよね、やっぱり。だけどホログラフィーとかだったら、ありうるのか?
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それから一、二日して日雇いバイトに行った。作業責任者さんの車に同乗させてもらって現場に行ったが、この日の責任者さんは珍しくネットに首まで浸かっている人のようだった。
5GとかSNSとか、CSSとかSEOとかいった語彙が、会話に出てきた。つかそういう話題を向こうから振ってきた。
つかディープなネットワーカーは、少し話すと喋る内容がその時その時ネットでバズっている話題に偏りがちだから、なんとなくわかるのだ。
リアルでそういう人に出会う確率は、意外と少ないように思う。ちゃんとカウントしたわけじゃないが、体感的に1割以下かな? スマホゲームを熱心にやっている人だったら多いんだけど。
いろんな話が出たのだが、ひとつだけ。こんなことを訊かれた。
責任者「watto さんは YouTube やらないの?」
ごくたまにアップローダー代わりに使っていることは弊ブログの読者の方はご存知かもしれませんが、なんとなく話がややこしくなりそうな気がしたから言わなかった。
責任者「やればと勧めてるんだけど、みんなできないって言うんだよね」
GoProや編集ソフトを揃えることは、そんなに困難ではないというのだ。そりゃそうだろうけど。
で、話を聞いていると、やはり目標は収益化のようだ。そうすると、ますますハードルは上がる気がした。
だがネガティブな反応ばかりしても仕方がないと思って、「例えばeスポーツのトップ選手のプレイを5GとVR-HMDを使って配信したら、斬新なコンテンツになるんじゃないですかね」と、その場での思いつきを口にした。
そうしたら責任者さんの関心はeスポーツの方に向かった。つかゲームプレイヤーに世間の蔑視が向けられていることに、不満があるようだった。マンガやアニメの愛好家はそれなりに市民権を獲得しているが、ゲーマーはオタク扱いされ一段低く見られている、云々と。
それもeスポーツの人気が世界的に盛り上がっていくことによって状況が変わるんじゃないですか、などと話を合わせようとしたが、実のところ私はeスポーツという単語しか知らず、具体的にどのゲームの人気があって、誰がチャンピオンとして君臨しているかなど、全然知らない。
それを前提として、以下、妄想の開陳である。
人気YouTuberたちがどれだけの高収入を得ているとしても、最も利益を得ているのは元締めのYouTubeであることに疑いの余地はない。
もしeスポーツの有名プレイヤーたちと受信者がシンクロできるようになれば、もっと言うと、有名プレイヤーが受信者のアバターのようになれば、かつてないバーチャル体験が具現化されるのではなかろうか?
そのような配信において先行者優位を獲得することができたら、YouTubeやGAFAに匹敵するような国際企業の地位を築くことができるんじゃないだろうか? VR-HMDへの配信というのは、今のところどことも重なっていないはずだ。間違っているかもだが。
だが前述の通り、私にeスポーツの知識はほとんどない。
しかし5GとVR-HMDは、従来のスポーツの配信にも適用できるんじゃなかろうか?
例えば野球だったら、バッターのヘルメットやキャッチャーの防具にライブカメラを装着するとか。
ソフトバンク、DeNA、楽天など、プロ野球の球団を保有している企業にIT企業が目立つようになって久しい。
例えば2020年パシフィックリーグ制覇に敬意を表して(?)ホークスに例を取ると、甲斐捕手にシンクロして千賀投手のお化けフォークを疑似体験するとか、あるいは自ら甲斐キャノンをファイアーするとか、あるいはバッターボックスに入った柳田選手の視線からホームランアーチを鑑賞するとか、周東選手の目から見た盗塁の瞬間というのは…あんまりいい絵にならないかな? いや、なるかも…わからん。
いきなりNBLというのは難しいかもしれない。どこか先取的な地域リーグが話題作りということで協力してくれないだろうか。
プレイヤーがライブカメラ内蔵の装備を装着しやすいスポーツというと、ヘルメット必須のアメリカンフットボールやアイスホッケーであるとか、ヘッドガードを装着する空手やテコンドーのような格闘技であるとか…逆にサッカーやプロレスは難度が高いかも知れない。ラグビーはどうだろう? あのヘッドガードにライブカメラを内蔵させるのは難しいだろうか。
格闘技系の団体はたくさんあるから、早い時期から配信に協力してくれる団体は探せばきっと見つかるんじゃないかと思う。競技者とシンクロしてどづいたりどづかれたり、蹴ったり蹴られたりするのは、痛そう? でも迫力ありそうじゃないですか。
とはいえそれを実現するには、GoProと編集ソフトだけというわけにはいくまい。先行者優位を獲得して世界企業への道へと第一歩を踏み出すには、どれくらいの資本とスタッフが必要になるだろうか、などの妄想と戯れながら日雇いバイト労働に精を出した一日でありました。
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