目次
(以上、前回11/14付拙記事)
(以下、次回11/16付拙記事)
スポンサーリンク
海辺の文学記念館
珍しく(?)前置きなしのいきなり前回の続きです。「海辺の文学記念館」門標の写真を再掲。
松の植え込み向こうの正面玄関。
入場無料だったが、管理人(?)さんから住所連絡先の記入と検温を求められた。こういうご時世だからしゃあない。
写真を撮っていいか尋ねたらOKが出たので、ここでもいっぱい撮らせてもらった。
玄関を入ったところ。
出迎えてくれた銅像は、滝信四郎氏という地元の実業家だそうだ。
弊ブログ勝手に恒例文字起こし。改行位置、変更しています。
滝 信四郎氏之像
この銅像は、風光明媚な蒲郡をこよなく愛し、蒲郡の観光開発に多大な貢献をした、常磐館の創始者、滝信四郎氏の像である。
名古屋で呉服商を営んでいた滝家の五代目当主となった信四郎氏は、先代から受け継いだ滝兵右衛門商店を大正元年(一九一二)に資本金五十万円で株式会社「滝兵商店」(現:タキヒョー株式会社)に改めた。同氏が手がけた事業を大別すると、観光関係と繊維関係に二分される。
そのうち、蒲郡における主な事業は
・常磐館の開業 明治四十五年(一九一二)
・竹島橋を寄付 昭和七年(一九三二)
・共楽館の開業 昭和八年(一九三三)
・蒲郡ホテルの開業 昭和九年(一九三四)
・竹島館を寄付 昭和十二年(一九三七)
・子安弘法大師像を寄付 昭和十二年(一九三七)
・府相青年会への援助
などで、同氏は多額の私財を投じて、蒲郡の観光の基礎を築いた。
この像の建立は、蒲郡の観光開発の祖ともいえる滝信四郎氏の功績をたたえるとともに、常磐館が培ってきた歴史的・文化的価値を再評価しようとするものである。
この「滝信四郎氏之像」が末永く市民に親しまれ、ふるさとの歴史や文化を大切にする心を養う礎となることを願うものである。
平成十二年五月二十八日
蒲郡市観光協会
銅像の反対側には、藤原俊成のパネルと…
宮城谷昌光 氏、平野敬一郎 氏ら蒲郡出身や、蒲郡にゆかりのある作家の色紙が展示してあった。
宮城谷 氏と 平野 氏の著作は、5枚上、玄関から見て突き当りの書架に、ぎっしりと並べられていた。奥の間への入口の左側である。
書架と反対側、奥の間への入口の右側の壁に掲げられていたパネル。
こんな感じのパネルが10枚以上並んでいた。それぞれの著作からの抜粋である。
パネルの対面には扁額、焼き物などの骨董品が。残念ながら私には、こういうものの値打ちがわからない。
奥の間を覗いてみた。海に面したサッシがひろびろとして、いいなぁ。
滝信四郎 氏銅像の右側に入口のある洋間には、絵手紙がずらりと展示されていた。
絵手紙の、ほんの一部。
絵手紙のある洋間の対面には、管理人さんの控室と土産物売り場があった。
土産物だけではなく来館した有名人の色紙も展示してあった。
スポンサーリンク
貝と石のテーマパーク・竹島ファンタジー館
竹島水族館でもらった周辺観光マップによると、海辺の文学記念館から近そうだったので、予備知識なしで行ってみた。
マップで見ると徒歩でも行けそうだったが、実際に歩いてみると10分はかかった。
無料駐車場があったのだから車で行けばよかったのだが、そういうことに気づくのは後になってから。ま、いいか。
エントランス。
もらったパンフレットによると、世界110か国から集めた大小5,500万個の貝と石で作られたテーマパークとのこと。
5,500万個とはすごい数字だが、同じパンフレットに隣接する海鮮料理店の広告も載っていて「あっ、なるほど」と察してしまった。意図をもって集めた貝や石もあっただろうけど、そんなには集められないよね。
入口を入ったところ。ここも内部撮影OKだったので。
ちょい接写。
足元にも強化ガラス越しに敷きつめられていた。
二つのギミックがあって、一つはミシェルとガマゴーというキャラクターが演じる冒険譚。ところどころに設置されたディスプレイで、短い続き物の物語が上演される。丸い方がガマゴーで、ピンクの服がミシェルとのこと。
もう一つはスタンプラリー。ピーターパン、一寸法師、ウサギとカメ、赤ずきん、シンデレラ姫というおとぎ話のキャラクターが、会場のどこかに潜んでいて、スタンプカードに登場順に正しくスタンプを押すと景品がもらえるというものだった。
ノーヒントでは難しすぎるので、スタンプカードにヒントが載っていた。それでも難しかったけど。最初に登場するおとぎ話のキャラは、この写真撮影スポットの壁画の中にいた。スマホ写真は撮ったけど、ネタバレになるので載せられない。
展示物は、こんな感じ。ところどころ手書きの説明書きが
「元カリブの女海賊 ボン・リード」って誰? 『パイレーツ・オブ・カリビアン』か何かの登場人物かと思ってあとで検索したら、ここ竹島ファンタジー館の画像ばかりがヒットする。これもたぶんオリジナルキャラだと思う。
大きな貝。
「微小貝」。
拡大鏡を覗くと、どこかに二人目のおとぎ話のキャラが隠れていたけど、ネタバレになるので書けない(これだけでも十分ネタバレか?
三人目のおとぎ話キャラは、この「ミラクルホール」というブースにいた。
いちばん大きな役物は竜宮城だった。ミシェルとガマゴーの物語も佳境に近づく。
建物内に池があり、コイが泳いでいた。入場チケットと一緒にもらったコイのエサをやると、どのコイが食べたかで占いができるそうだ。
出口近くに、化石や奇岩を集めたブースがあった。
おとぎ話キャラの4人目と5人目も、少し手こずったけど発見できた。
スタンプは出口の売店に置いてあった。幼いお子さんを連れたご夫婦のお客さんがいたので、一瞬、答えを教えてあげようというおせっかいが浮かんだが、お子さんが喜んでスタンプを押していた。
こういうことは子どもの方が得意で、大人にはかえって難しいのかも知れない。
景品は、巻貝のキーホルダーを釣り竿で1個釣り上げる権利だった。もちろん遠慮なく権利行使させてもらった。
スポンサーリンク
「ガン封じ寺」無量寺
そろそろチェックイン可能な3:00p.m.に近づいたので宿に向かおうとした。早く着きすぎてもつまらないので、どっか見るところはないかと検索したところ、「ガン封じ寺」として名高い無量寺という仏閣がちょうど経路上にあった。東三河では有名な寺院のはずだ。
カーナビに従って参詣者用駐車場にたどり着くと、何だこれ!?
同行者は「昔はこんなものなかった」と言っていた。ここも来たことあるのか! やれやれ。言わなかったけど。
大雁塔の前をすり抜けて本堂へ。ここはさすがに内部撮影は禁止だろうと思って遠慮したので、写真少なめである。
本堂地下には「千仏洞めぐり」という堂内めぐりがあるそうだが、同行者が階段を苦手としているので、やらなかった。お参りだけにとどめた。
本堂左手前にあった「身代り滝不動」。
上の写真の右奥に写っている観音堂。三河新四国六十二番霊場だそうだ。
本堂右手前の「ガン封じ堂」。
四枚上右端の「天然記念物の大楠」を、引いて撮ってみた。
無量路の大クス(市天然記念物)
「西浦不動」「ガン封じ寺」として知られる西浦山無量寺は、天暦五年(九五一)開山と伝えられる古刹である。
この大クスは、目通り八・一m、根回り十二・〇m、高さ十一・八mある。
根元は腐朽のため人が入れるくらいの空洞になっているが、今なお樹勢盛んである。
国天然記念物「清田の大クス」に次いで市内二番目の大木として、昭和四十六年二月九日に市天然記念物に指定された。
蒲郡市教育委員会
というわけで、無事、投宿。
窓からのオーシャンビューがよかった!
今回も GoToトラベルクーポン券いただきました。なんかすみません。
宿代がお値打ちだったので4,000円分と前回より少なめ。
夕食の時間までまだあったので、宿から近い「西浦シーサイドロード」という名前がついた海岸沿いの一般道を、蒲郡方面に向かって意味もなくドライブしたりしたが、自分で運転していたので写真はありません。
この項、続きます。
スポンサーリンク