粉瘤の摘出手術を受けてから抜糸までの間、傷口の消毒のため毎日通院してくれと言われている。
幸い目下時間の自由がきくので、明るいうちに通っている。暗くなってから病院に行くのは、気が伏せりそうだから。
クリニックは隣の市にある。昨日のエントリー に書いたショッピングモールとは別の方向だ。やはり某200万都市ではない。
経路に大府みどり公園という大きな公園がある。何度か拙過去記事のネタにしたことがある。
そこが平日にも関わらず賑わっているようだったので、立ち寄ってみた。
無料駐車場がほぼ満車で、私の車を停めたスペースが最後のひとつだった。
駐車場のそばに1本だけあったカワヅザクラ(河津桜)が、ちょうど満開だった。
接写。満開を過ぎると花びらが木の下に落ちるものだが、花びらが見当たらなかったことからするとドンピシャ満開の時季だったようだ。
公園外周の歩道ぞいに植わっている裸木の多くは、枝ぶりからするとひょっとしてソメイヨシノだろうか?
接写するとツボミがふくらんでいるのが見えた。
スマホカメラで接写すると、ピントが合ってほしいところに合ってくれないことが、どうしても起きる。
今回はこれからも、そんな現象が何度か出てきます。
スポンサーリンク
多くの人が移動していく方向についていくと、こんな案内が…
黄色い木花はミモザだそうだ。
賑わっていた理由は、ここのようだった。
接写。何枚か撮ったが、手前の花にピントが合いにくかった。
説明パネルがあった。
弊ブログ勝手に恒例の文字起こし。和文のみ。改行位置、変更しています。ルビある場合は省略します。以下同じ。
この記念碑は、1996年11月13日に姉妹都市提携が再調印された後、ポート・フィリップ市代表が、姉妹都市の大府市をはじめて公式訪問することを記念して作られました。
大府みどり公園内の『ポート・フィリップ園』は、ポート・フィリップ市が大府市に寄贈したものです。
この園は、両市の友好と相互理解が今後もより深まっていくことを表わしています。
設置時の大府市長名とポート・フィリップ市長名が記されていたが省略した。
ポート・フィリップ市というのがどこにあるのかと思って検索したら、大府市の公式サイトがトップに表示された。オーストラリアだそうだ。
カワヅザクラやミモザ以外にも、ちょうど満開を迎えている木花があった。
なんという花だろうと思ってGoogleレンズを起動した。カンヒザクラ(寒緋桜)のようだ。花が下を向くのが特徴というから、間違いないだろう。
この日は、名前を調べるため他にも何度かGoogleレンズを起動した。
ミモザも念のため確認したのだが、なぜか値札がたくさん表示された。web情報がソースだから、そういうこともあるってことか。
気候のよい日だったので、公園のあちこちを時間をかけて散策してみようという気になった。
絵地図左端(西側)に近い「バーベキュー場」というところを通り抜けて…
左端の西口広場と北崎大池という文字のあるあたりまで来てみた。
西口広場のあたりに、ツバキが花を付けていた。
これもピントがイマイチだな。そう思うんだったらまともなカメラを買えって?
説明札のかかっている木もあった。
ツバキ
椿。葉は光沢があり、花弁は肉厚。
多彩な園芸品種があります。
これで気づいた。札がそこかしこに掲げられていたのだ。
バーベキュー場の方に引き返したところで見つけたもの。
平戸躑躅
ヒラドツツジ
ツツジ科
長崎県平戸で発祥した交配品種群。
花は大輪、一重咲きです。
花ペディアのナンバーもついていたが、説明はアプリを入れないと表示してくれないようだ。
ボックスウッド
ツゲ科
欧風庭園向きの常緑低木。葉は対生し、花に花弁はありません。
多くの園芸品種があります。
芝生広場。
メカドラゴン。遊具になっている。
カワヅザクラ越しのメカドラゴンの頭。
ストーンドラゴンの頭。
こちらはモクレンとカワヅサクラ越しに。
モクレンを接写。Googleレンズに確認したらハクモクレン(白木蓮)というそうだ。
カワヅザクラも。ところでカワヅザクラには葉っぱがあるものとないものがあるようだが、何が違うんだろう? Googleレンズに相談したが、そこまで教えてはくれなかった。
高圧線鉄塔を通り抜けて…
公園の東の方にある古窯跡のまわりを一回りすると…
今日、最初に見たポート・フィリップ園のほうへと上る石段を見つけたのだが…
左右の植え込みがユキヤナギ(コゴメバナ)だ! すっごい人手かかってるな、この公園。ということは予算も。
石段を上ったところにあったストーンサークル。これが何のつもりなのか、説明書きを探したが見つからなかった。
ミモザの森に戻ってきた。
メカドラゴンのしっぽにあたる遊具も、このあたりにあった。
わざと写さなかったが、幼い子どもを連れたご家族がたくさん来ていた。
いつも思うのだが、幼いお子さんに綺麗なものを見せようという親御さんの情熱には、並々ならぬものを感じる。
こんなにいい天気だったのに、実はこの日はずっと憂鬱だった。
実はずっと、戦争のことを考えていた。
青い空と黄色いミモザの花…思い出すなというほうが難しいだろう。
先週、先々週と参加した集会のリレートークで、多くの子どもが命を落としていることに言及しようとした方は、みな声を詰まらせていたことを過去の拙記事に書いた。
戦争が終わるまで、この心の苦しさは消えないと思う。
終わってもきっと…いや、先走って考えるのはやめよう。
戦争反対! できるかぎり早期の停戦を!
駐車場に戻ったら、自分の車を停めたすぐそばに大きなハクモクレンの木があることに気づいた。
こんなに大きいのに、行きしなにはまったく気づかなかった。そういうことが、あるんだ。
接写すると、花びらのガクに近いあたりが、ほんのりピンク色をしているのに気づいた。
スマホ写真ではその様子があまり再現度高くないけど。
花をちぎらないように気をつけながら、花弁の内部を覗いてみた。
ええっ、ハクモクレンのシベって、ピンク色をしていたの!? これまた気づかなかった!
スポンサーリンク