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ひょっとしてクリまんじゅうはカニかまぼこより古い元祖コピー食品では?と思ったがしかし…

他の「はてなブロガー」さんのエントリーに乗っかって自エントリーを書くことがしばしばあります。今回は ふくすけ&さんきゅう(id:hukusuke39)さんの、こちらの記事を参考にさせていただきました。IDコールお騒がせします。

hukusuke39.hatenablog.com

 

クリの実がまるごと1個入ったクリまんじゅう、いいですね! HP検索してしまいました。

eshop-yoneya.com

 

しかし今のクリまんじゅうはものすごい勢いで本物のクリに寄せていることがありますが、昔ながらのクリまんじゅうは小麦粉皮に白あん身の、カニかまぼこより古い「元祖コピー食品」のようなものだったと記憶しています。

 

ウィキペ調べてみました。

ja.wikipedia.org

ja.wikipedia.org

諸説あると思われますがウィキペによればクリまんじゅうは1890年代(明治中期)、カニかまぼこは1970年代(昭和40年代)発祥とのことですから、クリまんじゅうの方がだいぶ古いようです。

 

しかし同じくウィキペの「コピー食品」の項目中にクリまんじゅうはなく、クリまんじゅうがコピー食品と呼ばれることはあまりないように思われます。

ja.wikipedia.org

これをきっかけに、いろいろと愚考を巡らせてみたくなりました。先に言っておきますが、結論はないです。

また、ちょっとだけグロい話題も出てくるので閲覧注意です(それほどでもない?

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最初に思いついたことは、そもそも「まんじゅう」(饅頭)というものが人身御供をコピーしたものではなかったか、ということだった。人間の頭は食品じゃないけど。

発明者を三国志の諸葛孔明とする伝説があるが、確認のため検索したらウィキペに出典が明記されていた。もちろん時代がぐっと下ったものであり、これによって孔明発明説を信用するわけにはいかない。

ja.wikipedia.org

 

何かをかたどったまんじゅうは、多数ある。モミジまんじゅうとか、ヒヨコまんじゅうとか。モミジは食用とは言えないが、ヒヨコ料理だったらありそう。バロットとかホビロンとか、有精卵のゆで卵だったら各国にあることだし。

この人は カラーひよこ さん(無関係な人を呼ぶなよ>自分

www.color-hiyoko.com

 

求肥をカステラ地で挟んだ「若鮎」という和菓子も思いついた。我が出身県の銘菓であるが、検索したところ各地にあるらしかった。

ただし本物のアユの味に似せる気は全くない。

aun-web.jp

 

本物の味に似せる気がなくていいのなら、もっとメジャーな「タイ焼き」というのがあるではないか!

本物のタイの身を入れたお好み焼き風のタイ焼きがあったら面白いと思った。検索したところ、お好み焼き風のタイ焼きだったらあるようだ。

www.del-sole.co.jp

 

もともと無関係だった食材に、ものすごい勢いで寄せているモノといえば「メロンパン」が思い浮かぶ。なぜパンをビスケット生地でくるんだものがメロンなのかは謎であるが、多くの人の好奇心を刺激するらしく、検索すると多数の考察がヒットする。

検索上位に表示されたサイトのブログカードを1件だけ。

intojapanwaraku.com

今どきはメロン香料を強めにしたりメロン風味のクリームを挟んだり、本物に寄せようという傾向が感じられる。

ただしチョコチップをまぶした商品が人気あったり、相変わらずカオスではある。だがそれがいい。

 

この項、なんとなく書いてて楽しいので、あとで思いついたことがあったら随時追記します。

 

さっそく追記:

クリまんじゅうと言えば『ドラえもん』初期の話題作「バイバイン」も思い起こされる。ピクシブ百科事典によれば17巻収録とのこと。宇宙の果てで無限に増殖するクリまんじゅう、気になるよね。

のび太の

これを食べたら、栗まんじゅうがなくなってしまう。
しかし食べなければ美味しくないし、お腹も満たされない。

というセリフを誰かが「哲学的」と絶賛していた記憶があるが、どこで見たか思い出せない。検索したがサルベージにも失敗した。

dic.pixiv.net

 

新しめのところでは『ちいかわ』に「栗まんじゅう先輩」という登場人物(?)がいることだけは知っている。アダルトのキャラで、なんだか気になるヤツらしいが、詳しいことはわからない。

dic.pixiv.net

 

私の子どもの頃には、砂糖水に色素と香料を添加したものを、当たり前に「ジュース」と呼んでいた。しかし果汁100%でない清涼飲料水はジュースと名乗ってはいけないことは、よく知られていると思う。

これも検索上位でヒットしたサイトを1件だけ貼る。

www.nakagawa-lawoffice.jp

だけど果汁100%でない清涼飲料水は、多数販売されている。「果汁100%は重いのでそうでないドリンクの方が好きだ」という消費者も少なくないと思われる。

果汁100%以外の清涼飲料水もまた「コピー食品」とは言われない。

追記おわり

 

そもそもカニかまぼこ以外にコピー食品という二つ名前がしっくり来るモノって、あるっけ?

先にリンクを掲げたウィキペには多数の例が挙げられていたが、あんまりピンと来るものがなかった。

マーガリンがバターの代用起源というのは、さすがに知っていたけど。それから伝統的なガンモドキとヨウカンも。でもそれらをコピー食品とは言わないよね。

あとは、存在は知っているけどそれほど利用したことのないものが多かった。

してみると「コピー食品」という言い換えが「カニかまぼこ」ほぼ占有に近いのではなかろうか?…という個人的見解を述べて、無理やりのオチにしてしまおう。

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