お出かけ先探しの一環である。現住所と実家の往還途上にある戸田川緑地公園は、去年「コキアの名所」で検索して知ったが、名前の通り戸田川という二級河川の流域沿いに、細長いたいへん広い敷地を持ち、いろんな役物があるようだった。
公式HPを見ると、各種サクラの名所でもあるようだった。それも早咲きのカワヅザクラ、カンヒザクラから、ソメイヨシノはもちろん、遅咲きのサトザクラまで様々な品種が植えられているようだった。
サクラに限らず木花草花の開花状況は、自分の目で確認するしかないというのが経験則。今季は間に合わなくても、来年以降の参考になるだろうと思って、実家から自宅への帰りに寄り道してみた。年年歳歳花相似たり、枯れた花でさえも季節が廻れば戻る (後半は 中島みゆき さんだ
去年の10月は第1駐車場というところに停めたが、今回は第4駐車場ということろに停めた。ちなみに第5駐車場まであるようだった。
真っ先に目を引いたのは、川沿いに植えられたユキヤナギだった。スケジュールの都合で今回も画面が暗いことを、ご容赦ください。
ちょっとすごいでしょ。でもウメやサクラを見るために遠出はするけど、ユキヤナギなどマイナー(?)な花を見るためにお出かけするとあまり聞かないのはなぜだろう?
遠景に見える橋は「戸田川緑地連絡橋」というそうだ。
駐車場のそばに立っていた「戸田川緑地案内図」。
小さくて見づらいから、公式HPの園内マップを見てもらった方が、いいと思う。
すぐそばに「とだがわ生態園」の説明書きもあったが、スマホ写真を撮るのをしくじって説明書きが見切れていたので、貼らない。
説明書き中にあった「助命壇」という文字が目を引いたので、見に行った。
上の写真の右端に写っている看板を、正面から撮った。
説明書きの部分を、弊ブログ勝手に恒例Googleレンズによる文字起こし。ルビ省略しています。改行位置、変更しています。以下同じ。
濃尾平野では、蛇行して流れる大小の河川がこれまで幾度も洪水を起こしてきました。
そこで、農民たちは洪水時の避難場所として共同の築山 (人工の小山)をつくりました。庄屋が周辺住民のためにつくった築山もありました。
この築山は、命を助けてくれる山ということで、助命壇と呼ばれました。他にも、「命塚」、「命山」、「助け山」などと呼ばれ、かつては濃尾平野の各地にみられました。
参考 海津市教育委員会
「平成21年度秋季特別展備えの考古学・文化財から学ぶ防災」
看板横の鮮やかな黄色い木花は、画像検索したらシナレンギョウだと言われた。
とだがわ生態園の敷地内には小川が流れていて、テラスや飛び石が設置されているところがあった。
なにやら木花が咲いていた。
手前の白い木花。
画像検索したら、スモモの一種のようだった。ベニバスモモ? 違うかも知れない。
奥のピンクの木花。
カンヒザクラかな? でもカンヒザクラは花びらが下向きにつくというし、よくわからない。画像検索では、品種名までは教えてくれないようだ。
このあたり「体験水田」だそうで、こんな説明書きが立っていた。
島畑
水田に点在する畑のことで、水田の中にぽっかり浮かぶ島のように見えるため、島畑と呼ばれています。
水田へ水を引きやすくするため水田を掘り下げ、堀った土を積んで畑とし、野菜をつくっていました。
濃尾平野ではかつて一般的にみられましたが、農業の機械化や大規模化などでほとんどみられなくなりました。
平野部の農業の特徴的な景観として、また、野鳥や虫など生き物のすみかとして、その価値が見直されはじめています。
とだがわ生態園では体験水田の中央に島畑を再現しました。
上の写真は一宮三井地区に現存している島畑です。
体験農園のどこに島畑があるか、実物はよくわからなかった。水田に水が張られたら目立つようになるかな?
大きな木花。以下、検索で品種名を調べるのは断念する。
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どちらかというと戸田川緑地連絡橋を渡った対岸の敷地に、盛りを迎えた木花が多かった。
そうすると第4ではなく第3駐車場に停めたほうが、便利のようだった。そういうことは、実際に現地に来ないとわからない。
ちなみにマップによると駐車場は第5まで…というのは、もう言ったか。
このサクラが、この日はいちばん鮮やかだった。品種名はわからない。
カワヅザクラではないようだ。
なんとなれば、ファミリースポーツ広場という広場沿いに、まとまったカワヅザクラの並木があったからだ。
幹に
バラ科
カワヅザクラ
河 津 桜
という品種札がくくりつけられていたから、間違いない。
肉眼で見たときは「盛りをちょっと過ぎている」と思わないでもなかったが、自分で撮ったスマホ写真をあとで見ると「まあ見られるじゃないか」とも思った。
つかカワヅザクラは、盛りを過ぎると花びらが散る前に葉っぱが出るのか。
別の木。
カワヅザクラ並木と歩道を隔てた反対側には、別の品種が何本か植えられていた。
バラ科
サトザクラ
(陽光)
サトザクラの盛りはソメイヨシノより遅いと思っていたが、品種によるのだろう。
植えられたばかりの若木たち。
お~いお茶
私たちの街に、未来の桜を育てよう。
オオカンザクラ
(大寒桜)
株式会社 伊藤園
公益財団法人 日本さくらの会
令和5年 4月14日
スポンサーへの感謝を込めて、商品名と会社名まで文字起こししました。
気のせいか品種札のない木に限って、鮮やかに咲いていたような。
木によって品種によって盛りは違うから、単なる偶然だろうけど。
このあたりで一番鮮やかだった木を貼って、今回の締めとする。
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