家庭の事情というやつで、週一か二週に一度、実家の様子を見に行っている。春秋の気候のよい時季には、高齢の身内の無聊を紛らわすため車で近場に連れ出している…
が、毎回、行き先にはちょっとだけ苦労している。
今週は、実家でとっている中日新聞の記事を見せられた。
web版、これかな? 有料記事だけど。
暗に「ここに連れていけ」ということだと思ったけど、山頂じゃないか!
記事によると"麓の湯の山温泉街が色づく" のは "11月下旬" とのこと。
「ロープウェイに乗りますか?」と訊いてみたところ、そこまではしたくない、とのことだった。そりゃそうだろう。岐阜金華山のロープウェイにすら、乗りたがらないのに。足に不安があるのだ。
「ふもとまで紅葉が降りてくるという11月下旬まで待ちませんか?」ということで、納得してもらった。と言いつつ実家から湯の山温泉街まででも遠いので、できれば11月下旬には忘れていてほしい。
今週はけっきょく、実家から近い「道の駅クレール平田」を再訪することで我慢してもらった。今月2日以来の、4週間ぶりの訪問である。
ただし今週の行き先は、ここだけ。私が楽をさせてもらった。
店内風景。毎度書いているが、ここはJA産直並みの農産物が売りである。そういう道の駅は多い、と言ってしまったらそれまでだけど。

サトイモ。POPの水茎の跡が麗しかった。

この親いもは
みそ汁の具に
とてもいいですよ
サトイモとみそ汁の相性抜群、知ってた。
それから背後のトウガンも、みそ汁に入れると美味しいらしい。
サトイモの別の籠。

サツマイモもあった。

「服部しいたけ園」。

左上の説明書きを接写。

フォトによる文字起こし。改行位置、変更しています。以下同じ。
菌床しいたけトリビア
菌床しいたけは、人工的に養分を与えることで3~6ヶ月のサイクルで次々に収穫できるのがメリット。
原木栽培の場合、収穫までに2年間かかるので菌床栽培は、しいたけ業界に革命をもたらしたと言えます。また、菌床しいたけは、1年間収穫できるので、乾燥させない生の状態で出荷する事も可能となりました。
『生しいたけ」が、出回るようになったのは、実は菌床しいたけが、普及し怡めてからのことなんです。
「菌床しいたけ」という名前はよく見かけるけど、そういうことだったのか。知らんかった!
ミカン。

おすすめ品!
朝 採れ です。
だから、新鮮!
「干しいも」に「ほし柿」。手間がかかっている分、お値段お高めだった。

「一口茄子辛子漬」。棚が空っぽなのは、最後の一品を身内が買ったから。

辛子茄子漬は、身内の好物である。4週間前に買ったものがなくなったので、ここに来る気になったらしい。
新米。

POPには
<お願い>
お米が需要に対して、間に合っていません。
1家族1袋のお会計になります。
更に、5kg·10kgは併用できません。
ご協力をお願いします。駅長
と書いてあった。「駅長」というのは、もちろん道の駅の駅長ということだろう。
高っ!

来年2026年には、コメがふたたび減産に転じるというニュースがあった。
農水省は、このままコメ高値を定着させるつもりだろうか? きっついなぁ…
ということで、今回の身内の買い物。

前述の一口茄子辛子漬の最後の一つほか、久しぶりの しいたけ、それにサトイモとサツマイモである。
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