しいたげられたしいたけ

拡散という行為は拡散者も元発信者と同等以上の責任を負う

郵便局のバイト最終日

昨日までとは打って変わって寒い日。昨日おとといで動けるだけ動いておいてよかった!
昨日、郵便局から「6:30a.m.に出勤できませんか?」という電話があった。年が明けてから仕事が激減していたので、さもありなんと思った。何もしないアルバイトがいちどきに何人もいても仕方がなかろう。
早起きは苦手だが、なんとか起きられた。
以前にも書いたとおり、これまでは「区分機」と呼ばれる重戦車みたいなキカイの、まわりを固める歩兵みたいな仕事をやっていた。1時間に3万通だか5万通だかの住所読み取り能力を持つ「区分機」の性能をフルに引き出すために、あらかじめ手作業で「封書とはがき」・「年賀状と通常郵便」・「市内と市外」を仕分けるのだ。
言っちゃなんだが、まあ楽な仕事ではあった(^^;
今日は最終日だけあって、片付けモードの空気が色濃く漂っていた。こういう「おしまいの雰囲気」というのは、独特の妙な味があって、案外嫌いじゃない。
イレギュラーで小規模な仕事を、次々に割り振られた。
ちょっと印象に残ったのが、機械にかからなかったか何かで手作業で分類した郵便物のまとめ。これが、かつて一度はいわゆる大企業というものに勤務した経験のある身には、作業未標準化の未開のジャングルのように見えた。
長期バイトのおばちゃんの指示で動いたのだが…
おばちゃん「この紙(郵便局で使うカラーの業務用大型はがきの使い残し)を、手で半分に切って!」
私の内心(えっ?手で破くの?)
おばちゃん「半分に切ったら、棚の上に表示してあるA−1とかB−2とかの記号をボールペンで書いて!」
私の内心(こういうものは、現場で用意するんじゃなくて、バックヤードで準備しておくものじゃないの?用紙のリサイクルは全然問題ないとしても…?)
おばちゃん「そうしたら、棚に乗っているはがきをゴムバンドで束ねて、この壁のところに目盛が貼ってあるでしょ?この一目盛が葉書20枚だから、一束だいたい何枚かをここで計って。だいたいでいいから」
私の内心(あの〜、目盛が壁の隅ぴったりから始まっていなくて一目盛分くらい隙間があるから、20枚がゼロ枚になっちゃうんですが…)
おばちゃん「だいたいでいいからね!」
私の内心(心を読まれたかっ!?)←これは冗談
おばちゃん「束ねたはがきの一番表にさっきの紙をはさんで、この引き出しにしまって。それからこの用紙に、束ごとの枚数と、全体の合計の枚数を書き込んでくれる?」
私の内心(暗算で計算するんですか?どんなソロバンの名人でも仕事で暗算はご法度で、どんな簡単な計算でも電卓を使うのが常識だと思ってたんですが…つかそんないい加減な数字でいいのであれば、工程そのものの省略可否を議論してもいいんじゃないでしょうか???)
言わなかったけどね。
なんと言うか、オペレーションズ・リサーチャーとかカイゼン屋さんとかいう人種が聞いたら、舌なめずりをしそうな話なんじゃないだろうか?
まあ経営学関係の本を読んだり情報を集めたりするのは、それ自体が面白いし、自営業者としての義務感にかられてやっている部分と両方があるのだが、ああいったものはだいたいがある程度以上の事業規模がないと意味がなく、自分の仕事では直接役に立ったという記憶はほとんどない。もし自分の仕事で同じようなことをやれと言われたら、同じようなやり方にならざるを得ないだろうな…たぶん。