前回の期間限定アイコンネタはこちらです。
今回の期間限定アイコンは、赤いしいたけの傘に座って、しいたけの柄を持っている人です。嘘です。
前回のエントリーに、「白杖SOSシグナル」について書きました。視覚障碍者が白杖を真上に掲げているところを見かけたら、それは緊急支援を要請するシグナルなので、ためらわずに声をかけてくださいという内容でした。
そうしたら、「初耳だった」というコメントやブックマークコメントを、多くいただきました。
実際いろんなサイトを調べると、このシグナルの認知度は、視覚障害をお持ちの当事者の間でも、それほど高いとは言えないとのことでした。
私が「白杖SOSシグナル」を知ったのも、ごく最近のことです。確か年末か年始の中日新聞の読者投稿欄でした。
投稿者の知り合いの人が、横断歩道を横断中に、緊急車両が接近し、アナウンスに従って車両が通り過ぎるまでその場で立ち止まって待機したところ、信号が変わってしまい車道のまん中に取り残されたとのことでした。
そこでこの「白杖SOSシグナル」を示したのですが、知っている人がいなくて、車は停まってくれないし手助けをしてくれる歩行者もいなかったため、まさしく生命の危険を感じたとのことでした。
元記事は中日新聞のサイトを調べましたが見つけきれず、記憶に頼って書いているので、間違っているところがあるかも知れません。
このような間が悪いとしか言いようのないケースも、レアケースであろうとはいえ今後も起きないとは限らないでしょうし、また昨今のほぼ全国が豪雪に見舞われるという事態においては、トラブルに直面した方を見かける可能性は普段より増加することが予想されます。
よって、差し出がましいようですが微力ながら周知に協力のつもりで、“「白杖SOSシグナル」普及啓発シンボルマーク” を期間限定アイコンに設定してみます。
出典は内閣府のサイト「障害者に関するマークについて」です。当該箇所を引用します。
白杖を頭上50cm程度に掲げてSOSのシグナルを示している視覚に障害のある人を見かけたら、進んで声をかけて支援しようという「白杖SOSシグナル」運動の普及啓発シンボルマークです。
白杖によるSOSのシグナルを見かけたら、進んで声をかけ、困っていることなどを聞き、サポートをしてください。※駅のホームや路上などで視覚に障害のある人が危険に遭遇しそうな場合は、白杖によりSOSのシグナルを示していなくても、声をかけてサポートをしてください。
ただし上掲引用部にもあるように、また前回記事に何人かの方からリプライ、コメント、ブコメをいただいたように、SOSシグナルがなくても困っている様子の方を見かけたら、積極的に声掛けをするのが本来の姿でしょう。私はこれからそうするつもりです。
なお前回の拙記事のブコメ欄に、b:id:bocbqcmn さんから次のようなコメントをいただきました。「拡散者は元発言者と同等以上の責任を負う」という覚悟の上で、こちらも引用、紹介させていただきます。
白杖を真上に掲げた人を見たらそれは「白杖SOSシグナル」すなわち緊急支援要請のシグナルだそうです - しいたげられたしいたけ
【もうひとつ知っておいてね】私には全盲の父がいます。視覚障害者にどこか連れて行って欲しいと言われたり誘導しなくてはいけなくなったら、手や腕を引っ張らず、あなたの肩に手を置いてもらい、ゆっくり歩いてね。
2018/01/24 11:50
今ちょうどニュース番組が “「今季最強寒波」が週末まで滞在” と伝えているところです。皆さんお風邪など召されませんよう、また転んで怪我などされませんよう、どうか十分にご注意ください。
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