しいたげられたしいたけ

空気を読まない、他人に空気を読むことを要求しない

先月作った「高プロやめろ!」自作プラカを持って今月も「戦争はイヤだ!」集会に出てきた

先月の記事はこちら。

www.watto.nagoya

高度プロフェッショナル(高プロ)制度に関しては、上西充子法政大学キャリアデザイン学部教授の一連の記事を始め、もし実施された場合のさまざまな危険性が指摘されている。要するに穴だらけで、かなり悪質な運用も可能だということだ。

news.yahoo.co.jp

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高プロ制度に関しては、衆院通過後も、事前調査のずさんさが発覚したことを、各紙が一斉に報じている。

高プロ、提出前聴取は1人 厚労省が実施時期開示 - 共同通信

高プロのニーズ調査5社のみ :朝日新聞デジタル

東京新聞:聴取は専門職1人だけ 残業代ゼロの前身法案 国会提出前に

これで何アウト目だったっけ? 当初「働きかた改革法案」でセットになっていた「裁量労働制の対象拡大」は、議論の基礎となるデータが不正確(ぶっちゃけ捏造)だったことが発覚したため取り下げられたのではなかったのか? データの不備というのであれば、高プロ制度も裁量労働制拡大も、もはや五十歩百歩ではないのか?

しかし私見だが、高プロ制度への反対の声は、政治に関心の薄い層にまで広がりを獲得しているようには、見受けられないように思われる。どこか「他人事」「自分は対象外」という意識が蔓延しているのだろうか?

高プロ制度が参院を通過し成立したら、裁量労働制拡大も必ず復活すると容易に予想されるんだけど…

 

ここに、政府の巧妙な意図を感じる。国民を階層に分断し、それぞれを個別に締め上げることによって、不満が幅広い層に共有されることを防ごうという意図である。

例えば生活保護は、昨年12月、年額1.8%の減額が予定されていると報じられた。救済措置も講じられるが、67%の世帯で減額になるという。

生活保護費:年1.8%削減へ 18年10月から3年かけ - 毎日新聞

生活保護費:67%の世帯が減額 18年10月から - 毎日新聞

 

また障害年金は、全国で基準を統一するという名目で、1000人規模の打ち切りが計画されているという。

障害年金:1000人打ち切りか 審査集約、戸惑う受給者 - 毎日新聞

障害年金に関しては、ゆきにー(id:yuki_2021)さんと、グダ (id:nuryouguda)さんが、それぞれの立場から記事を書かれているので、勝手ながらリンク貼らせていただきます。

www.ituki-yu2.net

nuryouguda.hatenablog.com

 

予算総額の減額である生活保護や障害年金とは、やや性質は異なるが、今年2018年は、4月が「5年無期転換」を定めた改正労働契約法が施行されて満5年、9月が「3年で直接雇用または無期雇用」を定めた改正労働者派遣法が施行されて満3年の節目を迎える年である。

それぞれ現実に起きていることは、法律制定の目的とはうらはらの、無期転換のがれ、直接雇用のがれを目的とした雇い止めの横行だ。

news.yahoo.co.jp

president.jp

いずれも大量の雇い止めが発生する可能性については、早くから指摘されていたにもかかわらず、目につくのは政府の無策だけだ。

無策ではなく、故意にやっているのではないかと疑いたくなるフシもある。前述の通り、国民を、階層により、あるいは所得により、輪切りにして、それぞれ別々に締め付けを強めることによって、不満が発生してもそれを特定の層に押し込めようとしているのではないか、ということである。

どうしても自分が所属する階層以外をターゲットとした政策に関しては、感度低くならざるを得ないよね。高プロと裁量労働制が別物であること、生活保護と障害年金が別物であること、改正労働契約法と改正労働者派遣法が別物であることを、ちゃんとわかっている人はどれくらいいるだろう? それぞれどう違うか説明できる人となると、専門家以外にはほとんどいなくなるんじゃないかな?

いっぽうで、ほんの数ヶ月前まで、北朝鮮の脅威を喧伝しJアラートを使って危機感を煽っていたのは、「外部に敵を設定する」「国民の政府に対する依存感情を高める」という、分断とは逆のベクトルだがいわば車の両輪のような意図的なものではなかったかと、これもつい疑ってみたくなる。ナショナリズムを煽るのは、独裁政府の常套手段である。

 

もっと言ってしまうと、今盛り上がっているFIFAワールドカップだって、多くの政府にとって「国民の一体感を慫慂する」という便利な道具だからこそ、これだけもてはやされているという面があるのではないかと、私はどこか警戒感を抱いてしまう。

もし悪い意味で理想的に利用されたら、ある階層が不満の声を上げたとき「あいつらは反国家だ」という理由なきレッテル貼りが行われる。その声を上げた者が含まれる階層が弾圧の対象となったとき、声を上げても誰も味方してくれる者はいなくなる(書いてから気づいたが、ニーメラー理論の単なる言い換えだった)。

純粋に楽しんでいる方にとっては不愉快な物言いかも知れないけど…

   *       *       *

そんなわけで、私の収入がちょっとやそっとで「高プロ」にひっかかりそうな水準に達するとはとても思えないが、一ヶ月前にプリントアウトした自作プラカをとっておいたので…

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先月と同じく、最寄りの駅前で月一やっている「戦争はイヤだ!」集会に参加してきた。

参加自由ではあるが、メインは九条改憲反対の署名集めである。

赤ちゃん連れのご夫婦が、署名に応じてくれていた。顔消し失礼します。

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別の方が署名してくださっているところ。

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今月は人数は少なめで、10人とちょっとだった。一ダースは越えていた。

ほかの参加者も「今月はちょっと少ないかな?」と言っていた。

だが署名してくださった方の数は、見た感じでは、先月より多めのようだった。

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横断幕。今月はこの端っこも持った。ちょっと持つのを他の人に代わってもらって、写真を撮らせてもらった。

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スタンディングが終わって駅前ショッピングセンターの食品売り場に行ったら、値引きタイムが始まっていた。

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先月もちょうどそんな場面に出くわしたのだった。その写真は1日遅れの日付でアップした買い物小ネタ集の記事に入れた。

今回も値引きしたての弁当とサラダを買ったのだが、そっちの写真を撮るのは忘れてしまった。

www.watto.nagoya

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