大容量モバイルバッテリー
この秋に相次いだ台風被害の当事者のブログを読んでいると、大容量のモバイルバッテリーがあって助かった、またはあればよかったという記事が印象に残った。
自然災害の被災者となったら、あらゆることが不自由だろうと想像するが、焼け石に水でも備えられるものは備えておいた方がよかろう。
スマホ用のモバイルバッテリーは、何年も前に家電量販店のワゴンセールで一番安く買ったやつを、ずっと使っている。自ブログの過去記事を調べたが、買ったときのエントリーは残してなかった。
調べると電力量2200mAhとのことだった。それでもけっこう役に立ってくれている。だがスマホのバッテリー残僅少のアラートが出てからフル充電に近いところまで回復させるには、ざっと計算したところ3倍くらいの容量がほしいと思った。
たまたまコンビニのワゴンセールで、電力量6800mAhというのが置いてあるのを見かけた。6800mAhを大容量と言っていいかは知らないが、2200mAhと比べれば大きいだろう。
値段シールの¥1,969(税込)というのは正札の2/3くらいだ。
衝動買いしてしまった!
ワゴンセールに並ぶということは、店頭在庫の期間が長かったか、日にヤケたかどっちかだろうと想像したが、バッテリーは充放電を繰り返すことにより劣化するという知識があったので、どっちでも構わないと思ったのだ。
新しいのと古いのを並べてみた。
左の新しい6800mAhがサイズおよそ64mm×127mm×17mm。
右の古い2200mAhがおよそ64mm×100mm×7mm。
古い方の給電用のマイクロUSBが本体に内蔵できるのは、改めて考えるとありがたかったかも知れない。出先で使う機会が多いから、マイクロUSBケーブル1本とはいえ、持って行くものは少ないにこしたことはない。
厚みはずいぶん違う。古いのは立たないからラジオペンチで挟んで立てた。力は入れてないけど、なんか危ないな。
だがトータルでは、まあいい買い物をしたんじゃないかと自己満足して、念のため後でモバイルバッテリーを検索した。
10,000mAh で 1,000円弱という商品が、次々とヒットした_| ̄|〇
ワゴンセールで売られていたのは、性能的に古くなっていたからだったかも知れない。
まあいいや、気にせず使えば同じだ(強がり
スポンサーリンク
バナナとリンゴ
近所のスーパーで買った、何の変哲もないバナナとリンゴだ。1週間前に長野へ災害ボランティアに行ったときに、貰ったのと同じ組み合わせである。
ただしリンゴは、貰ったのとは違う「秋映」という品種を買った。店頭に並んでいたのを適当に買っただけだが、あとで調べると「シナノゴールド」「シナノスイート」とともに「長野りんご三兄弟」と言うのだそうだ。
ごくありきたりのバナナとリンゴの味がした。
以前にも似たことがあった。災害ボランティアセンターで振舞われたトン汁とおにぎりが、帰宅してからなんとなく恋しくなって、コンビニで同じ組み合わせを買ったことがあったのだ。
「ボランティア現場で食べると美味しいでしょ?」と言われることがあるが、決して特別な味がするわけではない、と思う。初めての土地や慣れない状況は、五感からいろんな情報が同時に大量に入ってきているので、「食事に集中できたら、きっともっと美味しいに違いない」というような幻想が生じるのかも知れない。
それで、帰宅してから同じ組み合わせを買って食べてみたくなるのかも知れない。そうすると慣れた自宅だから、食材もふつうの味がする。それを物足りなく感じるとしたら、私のせいであって食材のせいではない。なんだか身も蓋もない話になってしまった。
書いてから気づいたが、今回の陰の主題は自然災害だったな。
スポンサーリンク