8月31日付拙記事の後日談です。同記事には多くのご心配のコメントやブックマークコメントをお寄せいただき、ありがたく感謝しつつ申し訳なくも感じています。
おかげさまで熱中症自体の後遺症はぜんぜんなかったが、思わぬところに影響が出ていた。
足のつま先が痛むのだ。つま先というのは、土踏まずと足指の中間の部分という意味で使っている。なんだか不正確な気がしたが、検索して確認した限りでは間違っていないはず。日本語が母語なのに、未だに日本語に不自由を感じることが、よくある。そのだいたい真ん中、足の指でいうと人差し指と中指の付け根を土踏まずの方向に遡ったあたり。足の指で人を指すやつはいないのに、人差し指としか表現できないのも変だわな。
入浴したときに確認したら、足の裏の皮が白くふやけてぶよぶよしていた。500円玉くらいの面積だった。靴擦れというやつだろう。
左右とも同じような部位を痛めていたが、左足のほうが酷かった。2日目には皮がどこか破けたのか、左足だけ風呂水が沁みて刺すように痛んだ。
熱中症になった日に、巨大施設の周辺を2時間ばかり歩きづめだったからかな? 普段の運動不足は否めないものの、ウォーキングくらいならちっとはしているつもりだったが、あれくらいでは足りなかったということか? 情けない。
普段は在宅ワークばかりだが、こういう時に限って仕事のため外出しなければならない日が続いた。ままならぬものだ。
とりあえずケガが発覚した初日は、常備の救急絆創膏を足の裏に貼ってみた。だがすぐ剝れて用をなさなかった。
3日目にドラッグストアに行った。棚を見ると、こんなのが売っていた。Amazon のイメージと少しだけ違って、ケースは付属してなかったが。
サイズがわからなかったので適当に買ったが、少し小さかったかもしれない。傷口こそカバーしたものの、もう一回りくらい大きい方が、何と言うか安心感が出たような。ただし粘着力は一般的な救急絆創膏よりずっと強力だったので助かった。
キズパワーパッドを貼ると、そこだけ厚みが増して靴底との擦れが激しくなることが想像できたので、ショッピングモールの靴量販店に行って中敷きを探した。
これは Amazon に同じ商品のイメージがあった。
フリーサイズというのはサイズに合わせて切断するという意味だった。なるほど。
それならと自分の足裏にあてがって傷の位置にフエルトペンで印をつけ、そこにもドーナツのように穴を開けた。
穴を開けた中敷きを入れて靴を履き、玄関先を少し歩き回って「やることはやった」の感が出た。
翌日、依然痛みはあったけど辛うじて仕事はこなせた。歩き始めが激しく痛んだが、移動している最中はそれほど気にならなかった。生物的本能のなせる技かもしれない。
ただし帰宅してから、体のあちこちがこわばるようなヘンな疲労の蓄積があるのがわかった。前述のように左足のほうが酷かったので、右足その他で無意識にかばおうとしたのかも知れない。
左足のふやけた皮は、4日目には脱落していて赤い地肌が見えていた。キズパワーパッドを交換して覆っている。右足はだいたい快復した。
幸い今日(9/4)は休みだ。ゆっくり癒そう。
ちょうど今、パラリンピックをやっている。体に非対称に負荷がかかる状態だと、少し移動しただけでこれだけ疲労が蓄積するのに、障害を持つ人たちが世界レベルの試合に出るまでトレーニングを重ねるということは、きっと想像よりはるかにはるかに苛酷なことだろうと思わないではいられなかった。
追記:
キズパワーパッドは結局「大きめサイズ」というのを買い直したら、傷口を余裕を持って覆ってくれて快適だった。
現在はほぼ生活に支障ないレベルまで快復しています。ご心配をおかけしました。
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